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◆国際親善試合 オランダ―日本(5日、オランダ・エンスヘーデ、FCトゥヴェンテスタディオン) イタリアの名門ACミランが、オランダ戦で先発する日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)=浦和=の獲得に乗り出していることが4日、明らかになった。セリエAの強豪はスカウトを派遣するなど闘将を高く評価し、正式オファー寸前だったことも発覚。来年1月に浦和との契約が切れてフリーとなる日本の大黒柱が、移籍市場の目玉となる。
岡田ジャパンの最終ラインを引き締める闘将が、運命のオランダ戦で本家・赤い悪魔から熱視線を受ける。
オランダ協会幹部によると、4日午後段階で、決戦の舞台となるトゥヴェンテスタディオンは欧州強豪7クラブからの視察申請が届く大見本市となり、中でもイタリアの強豪ACミランが闘莉王獲得に乗り出していることが発覚した。
「強化部長が闘莉王を高く評価している。日本代表のトップ選手でありながら、母親がイタリア系であることも気に入っており、今年の夏、本格的に獲得を検討した」
かつて中田英寿氏の獲得オファーを出すなど日本市場に強い興味を持つミラン関係者は、本紙の取材にこう証言した。
実はミランの渉外部門を部分委託されているFIFA代理人がアリエド・ブライダ強化部長の指示を受け、今夏の移籍市場で極秘裏に闘莉王獲得に動いていた。セリエAは外国人選手枠が存在するため、母・マデルリさんがイタリア系であることからパスポートや労働ビザを調査。正式オファー寸前までに至ったが、最終的に移籍金ゼロだった米国DFオグチ・オニエウ(27)を獲得し、計画は一時凍結となった。「夏の段階で強化サイドはゴーサインを出していたので、あとは監督次第だった。現在も闘莉王を高く評価している」と関係者。浦和から年俸1億4000万円で複数年の契約延長オファーを受けている06年のJ1MVPは来年1月で契約満了。移籍金はゼロとなるだけに、複数のクラブから注目されている。
闘莉王は07年12月13日のクラブW杯準決勝でミランと対決。右太もも裏肉離れで途中交代となったが、DFネスタからボールを奪うなど実力を見せていた。オランダ戦へ向け「今まで対戦したどの代表よりも強い相手。明日までには8割程度に上がると思う。何が通じるか、すべてが楽しみ」と、腹直筋痛は完治していないが、気合十分。「トゥは欧州のどこでもプレーできる」と中村俊も太鼓判を押す実力を世界中に見せつける。
(2009年9月5日06時01分 スポーツ報知)
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