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それでは、管理人の主張する「損害」についてまとめてみましょう。
・h抜きリンクに限らず、一般的に「言及された事実を言及先が知ろうとする事」を意図的に阻害すれば、言及先が反論や抗弁をする機会が減る。
⇒「反論や抗弁をする機会が減る」為には、言及内容が反論や抗弁をする必要のあるものでなければならないので、この主張は誤り。
・h抜きリンク以外の「発言隠し」では、言及された事実を言及先が知り、反論や抗弁をしなければ、両者の意見が揃う事はなく、第三者は言及内容の妥当性や損害の有無を判断できない。
⇒第三者が独自に言及先の意見を知れば、妥当性や損害の有無を判断できる事になるので、この主張は誤り。
・同じく、h抜きリンク以外の「発言隠し」では、言及元と言及先、どちらの意見が妥当か言及先しか判断できないケースがある。
・これらの状況では、言及先が一方的に(言及内容による)損害を被る可能性がある。 ※損害1
・また、h抜きリンクでは、言及内容による損害の有無に関わらず、言及先は「反論や抗弁をする機会が減る」という(h抜きリンクによる)損害を確実に被っている。 ※損害2
⇒言及内容による損害が無ければ、言及先は反論や抗弁をする必要が無くなり、「反論や抗弁をする機会が減る事」が損害ではなくなるので、この主張は誤り。
・h抜きリンクによる損害の有無は、言及内容による損害の有無とは異なり第三者でも確実に判断できる。
⇒h抜きリンクによる損害の有無は不確実になるので、この主張は誤り。
・h抜きリンクでは、「一方的に言われる状況を意図的に作られている」という損害を言及先は確実に被る。 ※損害3
⇒「一方的に言われる状況を意図的に作られている事」によって損害が生じなければ、「一方的に言われる状況を意図的に作られている事」そのものは損害にならないので、この主張は誤り。
ほとんどの主張は誤りとなってしまいました。
ちなみに、次のような主張もあります。
>h抜きリンクの場合「考え方」とそれに基づく行動に問題があるわけです。
>
>「考え方」に問題がある以上、リファラに限定されないですよ。
>スピーチ、TV、ラジオ、出版、なんでも同じです。
>いくらリファラを出す出さないは自由だと言っても、問題のある「考え方」が消えない限り、問題だってやっぱり消えません。
>
>問題が消えないのですから、道義的に言って、やはりアウトとせざるを得ないですよ。
「言及先が一方的に(言及内容による)損害を被る可能性」の有無に関係無く、問題のある「考え方」が消えない限り、h抜きリンクの問題は消えないそうですので、唯一残った「損害」も無意味なものになってしまいました。
あと、問題のある「考え方」を消す努力をせず、リンクの張り直しばかりしている管理人の活動は、その意義と正当性を失うようです。
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