苫小牧のニュース

売れだした鳩山関連書籍

(2009年 9/4)

民主党や鳩山由紀夫代表の書籍を集めた特設コーナー

 衆院選の民主党圧勝を受けて、苫小牧市内の書店では、民主党や鳩山由紀夫代表の関連書籍が売れ行きを伸ばしている。地元(小選挙区道5区)から初の首相が誕生するのは確実なだけに、各書店は売り上げアップに力を入れている。

 苫小牧市表町の駅前プラザegao(エガオ)にある苫小牧ブックセンター。8月30日の投開票以降、年配客を中心に毎日数冊の関連書籍が売れている。選挙結果を受け、急きょ特設コーナーを開設。新政権を徹底解析したり鳩山代表のパーソナリティーに迫る書籍のほか、政権交代がテーマの書籍など20タイトルを用意している。「苫小牧は鳩山代表の地元だけに、お客の関心が高いようです」とブックセンター。出版社からも「店の目立つ場所に並べてほしい」という要請が相次いでいるという。

 いけだ書店苫小牧店(木場町)も投開票日以降、関連書籍を集めた。同店は「選挙後に反応が出てきた。数人の客が手に取って買っている」と話す。

 今後も、新刊が続々と発売される。苫小牧ブックセンターは「鳩山代表が首相になれば、さらに関心が高まる」と話し、「民主特需」に期待を寄せている。