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民主党“関連本”売れてます…でも、出版元は増刷に慎重

 民主党を分析した関連本が売れている。大型書店に専門コーナーが設置されるなど関心を集めているが、出版元は「いつまで売れるか分からない」として、増刷についてはしばらく状況を見極める構えだ。

 三省堂書店の神保町本店(東京都千代田区)では、衆院選翌日の8月31日から専門コーナーを設置、民主党関連本など30点近くを並べた。通常、政治関連の本は数冊売れる程度だが、多いもので20冊以上が売れた。

 同店次長の岸本憲幸さんは「足を止める人は多く、一緒に並べた自民党関連の本もよく出ている」と話す。

 ダイヤモンド社は「民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?」(1500円)を2万部発行したが、既に在庫はなくなり、書店から注文があっても応じられない状態だという。

 担当者は「今年1月に企画した時には、こんなに売れると思っていなかった。ただ、世間の関心がどこまで続くか分からない」と話し、当面は増刷を見合わせる。

 「新版民主党の研究」(819円)を2万部発行した平凡社の担当者も「在庫がなくなってしまい、専門コーナーをやめた書店もあるのでは」と話しながら、増刷には慎重だ。

 一方で、鳩山由紀夫代表の妻幸さんの著書で、絶版だった「ようこそ鳩山家へ」(KKベストセラーズ)の重版が決まるなど、民主党関連本はこれからも増えそうだ。

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