メール便の規格外について考えた

アプレックでは、主な配送手段としてメール便を使っています。
それで、普段はけっこう厚い本なども出しているのですが、悩ましいサイズは「The goal」という黄色い本のサイズ。4cm近くあって、宅配便で出したいのですが、値段が安いので宅配便ではマーチャントさんの利益はほとんど出ません。

そこで、無茶を承知でメール便で出しています。そして、時々「規格外」という名目で戻ってきます。
それは、まあ、致し方ない。アプレックの負担で宅配便で出荷します。

ところが、この前、規格外で戻ってきた「The goal」に、メモが添えてありました。
「こんなもの集荷すること自体がおかしい。ヤマト運輸の未来のためにも」という一文。なんか、それを読んだらムッとしました。

おおよそ、「自分のところではこんなサイズは受けていないのに、なんで受けるんだよ」というセクショナリズムのような、そんな感覚が本音なのが透けて見えるような内容なのに、「ヤマト運輸の将来のためにも」と付け加える欺瞞。

そもそも、規格外の商品を受け付けることにどれくらいの弊害があるのかは知りませんし、ヤマトさんの内部で、メール便の規格に対する規制は、以前より厳しいらしいことは知っています。

ですが規格外商品も含めて、大口の商品を受け付けているというところはAmazonのマーチャントさんを見る限り、かなり多いと思います。それを拒絶しろ、ということは、宅配便に流れるようにしろ、という意味だと思いますが、ヤマトさんは宅配便の料金では佐川さんに手も足もでません。つまり、自由競争の中で、ほかの業者に流れてもいい、と言っているのと同じなのです。

あなたは官僚組織の郵政と戦うヤマトの社員なのに、自分が官僚じみた発言をしてますよ。

会社として、送料を生命線としているうちのような業者にしてみれば、そんなところを四角四面にするなら、郵政を使うよ、と言いたくもなってしまう、というものです。

「このメモを書いた輩は、たぶん、自分の居場所を守るために汲々としている小物で、きっと、後輩に仕事を教えないタイプだぜ」

そう、Yさんに言ったら、Yさん大笑いしてました^^

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盗人猛々しい。恥ずかしい人だ。小物は貴方だと思いますよ。
前から上から目線の投稿が多く、企業のブログとしては三流以下だと思っていましたが、
ゴミの間違いでした。

小物で上等です。僕は自分の目線以上のところで物を言う能力はありませんから。自分の立場で、思ったことを言うまでです。

はじめまして。
興味深い記事でした。
僕も、小さな組織を率いて日々奮闘していますが、
組織の中の位置によって、
ひとつの仕事でもぜんぜん違う見え方をするものだなとよく思います。

メール便の件についても、そうだと思うのですが、
ぼくも出すときは1日何冊も発送し、(もっともぜんぜん数はすくないですが・・・)
集荷担当の方によっては商品の本に規格外の厚みがあっても、
メール便として集荷してくれます。

組織の代表としての意見は、石田さんの意見に近いのですが、
仮に僕がヤマトという大きな組織の中間管理のような立場だった場合は、
記事に出てくる紙を書いたヤマトの人の意見にちかくなるのかなと思いました。

組織を運営していると、顧客満足度と従業員満足度が相反してしまうことが、たびたびあるように感じますが、
僕としては、その相反が大きくなった場合でも、
一つ昇華した形でどうにか解決できないかと試行錯誤の毎日です。

長文かつ乱文で失礼しました。

りょうすけさん、自分勝手を恥じてしまうような記事にコメントいただき、ありがとうございます。この問題については、アマゾン発送代行のお客様の利益に関わるとともに、もちろんうちのサービスに関わる問題なので、ついトーンガ高くなってしまいました。

この件は外から見ると、「何を勝手なことを言ってるんだ、ルールに従えよ」という話なのでしょうけれど、りょうすけさんがおっしゃっていただいたように、自分の中ではこの件は、考えを改める気は全くありません。おっしゃるとおり立場が違えば守るべきものも違ってくるのは道理ですから。

顧客満足度と従業員満足度が相反してしまうということについては、確かにそういうことは多々ありますね。ただ、僕の中では顧客満足と従業員の満足は同じ方向にあるべきだといつも考えています。そのためにシステムを変えたり、作業の順序を変えたりなどを試行錯誤して、皆が仕事をしやすく、さらにお客様に満足してもらえる会社にしたいです。

りょうすけさんはとても真剣に会社の社会性をいうものを考えておられるようにお見受けしました。これからも、お互いにより良いシステムを作って、関わる人に後悔されないように、頑張りましょう。コメント、勇気づけられました。感謝いたします。

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