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【裁判員3例目 結審(11)】検察官の厳しい追及に言葉が詰まらせる被告…裁判員の目にはどう映ったか (2/5ページ)
このニュースのトピックス:ネット犯罪
検察官「借金返済にはどのくらい使いましたか」
被告「100(万円)は使ったと思います」
検察官「残りのお金はどうしましたか」
被告「遊ぶ金でした」
検察官「単純計算では借金は200万円ぐらいに減りましたね」
被告「はい」
検察官「その額をキープするか、保険金を使ってさらに返済することは考えませんでしたか」
被告「少し考えました」
検察官「でも、そうしなかった?」
被告「はい」
《前日からの審理を通して、厳しい表情を見せ続けている右から2番目の女性裁判員は表情を崩さず、質問に聞き入っていた》
検察官「それでも、お金は足りなくなって、借金は再び300万円を超えましたね」
被告「はい」
検察官「いったん200万円に減らしたのに、新たに100万円借りたということですか」
被告「はい」
検察官「それも、平成20年10月から2〜3カ月で使ってしまった?」
被告「はい」
検察官「平成20年12月29日には18万円の給料が入っていますね。それは何に使いましたか」
被告「飲み代に使ったと思います」
検察官「一晩でいくらくらい使いましたか」
被告「3、4万は使っていたと思います」
検察官「友達の分も払っていましたか」
被告「はい」
検察官「年明けも飲みに行きましたか」
被告「2〜3回は行っていると思います」
《淡々と質問に答える田嶋被告。右端の男性裁判員はまっすぐに被告を見つめている》
検察官「(今年)1月7日にはサラ金の返済があると分かっていましたね」
被告「はい」
検察官「昨日の被告人質問では『5万円くらい返さないといけないと考えていた』ということでしたね?」
被告「はい」
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