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【裁判員3例目 結審(7)】被告の不幸な境遇を詳細に質問する弁護人…裁判員は厳しい表情で思案 (3/3ページ)
このニュースのトピックス:裁判員制度
弁護人「叔父はなぜ理解してくれたのでしょうか」
被告「叔父も父親、私にとっては祖父ですが、父から遊んでもらったことがなく、祖母に暴力を振るっていたそうです。叔父自身、子供が生まれたとき、自分がやってもらったことがないので、どう接していいかわからないと話していました」
弁護人「お墓のことなども理解してくれましたか」
被告「はい」
弁護人「それはなぜでしょう?」
被告「高校3年ごろに叔父から電話がありました。『自分が長男なのに、お前に責任を押しつけて、重い物を背負わせたことを本当に申し訳なく思う』と…」
《田嶋被告は突然涙ぐみ言葉を詰まらせた。「すみません」と涙声をもらした。弁護人は、高校卒業後の田嶋被告の歩みについて質問を続ける》
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