他のブログのために書いたものですが、このブログにも関連すると思い、一部書き直して、転載したものです。
字源について、漢和辞典を見てみると、『漢字源』には、矢のように飛ぶ鳥ということからこの字で、「きじ」をあらわすのだとします。
『新漢語林』も字源説こそ違うものの、「きじ」の意だとします。
しかし、生物学関係の本を読んでみますと、「キジ」は、日本の特産種とあります。
ただ「キジ」と言っても、分類学的に言えば、「キジ目キジ科キジ亜科」などとあり、アジアには30の亜科がおり、そのうち日本には4つの亜科がいるようです。そのうちの一つが、日本人が普通に言う「キジ」と言うことらしいのです。
そうすると、「雉」も「キジ」の仲間ではあっても、日本の「キジ」とは別であると言えるのです(「キジ」に近い「ヤマドリ」も同じく特産種だそうです。)。
よって、漢和辞典に書いてあることは、誤りではないが、正確ではないことになります。
以前にも触れましたが、同じ漢字を使っていても、中国と日本では、別種の動植物をあらわすことがありますので、気をつけなければなりません。
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