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子曰、學而時習之、不亦説乎、有朋自遠方來、不亦樂乎、人不知而不慍、不亦君子乎
孔子の『論語』の最初です。
書き下し文は
子曰く、
學びて時に之を習ふ、亦（また）説（よろこば）しからず乎、
朋有り遠方自り來たる、亦（また）樂しからず乎、
人知らずして慍（うら）みず、亦（また）君子ならず乎
・・・・・です。
論語は奥が深い。孔子は偉人だ。
孔子の言ふとほりの人物に成れれば、それは正に聖人君子だらう。
他に短い文をいくつか擧げます。
◎子曰く、其の鬼に非ずしてこれを祭るは、諂（へつら）い也。義を見て爲ざるは勇無き也。
【先生が仰つた。自分の先祖でないものを祭るのはへつらいである。しなければならない事をしないのは臆病である。】
◎子曰く、君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。
【先生が仰つた。君子は調和するが雷同しない。小人は雷同するが調和しない】
◎子曰く、約を以つて之を失する者は、鮮（すく）なし。
【先生が仰つた。約（つづまやか）にしてゐて失敗する人は、少ない】
『辶週�痢戞覆靴鵑佑Δ靴Δ�ん）の四回目は『遠方』の「遠」
「遠」 辵部 十畫
音：ヱン、ヲン
意味：とほし、とほく、とほざく、とほざかる 等
「辶」は點二つです。「辵」が元の字ですから。
「袁（エン）」が音を擔つてゐます。
「園」「猿」が同類です。
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