2009年03月01日

熱気球の歴史について 3

日本においての気球の利用は、軍事面での利用から始まりました。

明治10年の西南の役の際です。

政府軍が、西郷軍に囲まれて孤立した熊本城と、連絡を取ろうとしたようです。

海軍が気球の製作の依頼を受けて、気球の製作がスタートしました。

何度かの実験の後、明治天皇隣席のもと、2個のガス気球を製作しての実験が行われましたが、一つは破裂し、もう一つは、綱が切れて、飛んでいったといわれていて、失敗したようです。

その後に、完成しますが、飛行予定の前日に、熊本城が解放されたため、実践での投入は、おあずけとなりました。

その翌年に、士官学校での開校式で、見事に離陸し、公式での初飛行を成功させました。


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2008年08月27日

熱気球の歴史について 2

モンゴルフィエ兄弟が、熱気球の開発をしていたころ、物理学者のジャック・AC・シャルル教授と、技師のロベール兄弟は、ガス気球の開発に取り組んでいました。

1783年8月27日パリのシャン・ド・マルス広場から、無人水素気球を飛行させることに成功しました。

その後、9月19日、今度はモンゴルフィエ兄弟が、パリのアカデミーに招かれて、国王ルイ16世の臨席のもと、羊とアヒルと雄鶏を乗せた気球を離陸させて、成功させました。

そして、人類初飛行の栄冠を勝ち取ったのは、モンゴルフィエ兄弟でした。

1783年11月21日、パイロットには、ピアトル・デ・ロジェとアルキ・ダランデがなり、飛行時間25分、飛行距離キロメートルを記録しました。

その後、同年12月1日にガス気球も有人飛行に成功しました。
パイロットは、シャルル自身がなり、飛行時間2時間・飛行l距離43キロメートルを記録。

この成功から、人類の空の歴史が始まることとなります。


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2008年07月20日

熱気球の歴史について

熱気球の歴史は、1783年に始まります。

そしてそれは、人類の空の歴史のスタートにもなりました。

フランスの製紙業者であった、ジョセフ・M・モンゴルフィエと、弟のジャック・E・モンゴルフィエの、モンゴルフィエ兄弟が、熱気球による人類初飛行を成功させました。

彼らは、人類初のと鳥人間をめざす、村の科学者でした。

1783年、6月5日。

フランスのアノネイで、公開実験が行われました。

気球の開口部では、煙を効果的に出すために、湿ったワラを燃やしました。

本当は、煙ではなく、煙の「熱」が飛ぶために必要な物なのですが、当時は、「煙そのもの」に、空を飛ばすために必要なものがあると思われていたのかもしれません。

続きは次回。


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