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自然農法とその他の農法の違いその5

  • 2009-03-08 (日) 22:54

これが種蒔きです。そして、間引きをしてまびき菜を食べます。
これをもう4~5年繰り返してきました。採った種は、別の畝に蒔きます。

そして比べると、自然に発芽した大根には殆ど虫が付きません。
蒔いた種は少し虫が着きます。昔から不思議でした。

もっと極端に言うと数年前から大根や菜っ葉もんは種を極力買わなくなりました。
なぜかって?
買って種蒔きをしても芽がでて膨らんでといかなくて、
芽が出てしばらくして、虫が来て食べてしまいます。
買っても買っても、殆ど虫に食われますので、あほらしくなって買うのを止めました。
今は、自家採取か同じ自然農法をしている実施者から分けてもらっています。

だから自然農法には自家採取が必須条件です。
自家採取できていなくて、作物がうまくできないので肥料というものを入れたがる
と思います。

だって、肥料特に化学肥料は経験の無い人でも簡単に作物を作れる、万能薬
みたいなものと思います。
作物の生育も早く、僕の大根は8月から11月で食べられますが、隣の畑は
9月に蒔いて11月に食べられます。
また近くの畑では厩肥を入れています。臭いでわかります。
自然農法は3ヶ月かかるのに慣行農法(有機農法も含む)は2ヶ月ですよ。
1.5倍早いです。

素人にはどちらが良く見えるかというと2ヶ月の方が良く見えるでしょう!
また、早く育てばお金にもなりますしね。
自然農法は遅いし見た目も不揃いですから、物の本質がわからないと
肥料で育ったものを選びたいのはわかりますね。

僕の畑の大根ですが、実は前にも書いたと思いますが、抜いて見ないと判らないのです。
というのは土に出ている部分が殆ど無く、土の中に殆ど埋まっています。
隣の畑は10cm~20cm以上白い大根がでているのと比べたら、見た目は隣の方がりっぱに見えます。

でも抜いて食べるとすごく甘くてジュシーです。これで考えました。
自然農法はゆっくりと中身が詰まって育つのに、慣行農法は早く育つのは中身が詰
まっていないのではないか?と思います。
実際、大根を毎日食べていますが、煮物をしてもなかなか型崩れしません。
でもおろすとおいしいです。
皆さんはどういう基準で野菜を選んでいますか?

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