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改正国籍法初の偽装認知による国籍取得容疑 ペルー人ら3人逮捕
ペルー人の子供を偽装認知し日本国籍を取得させたとして、神奈川県警は3日までに、電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで、いずれも同県の工員、正木成一(30)、子供の母親、サオナ・ロハス・ジェシカ・アレハンドラ(33)、父親のヤマグチ・レイエス・ニイル・エステバン(40)の3容疑者を逮捕した。
今年1月、日本人男性の認知があれば、結婚していなくても子供の日本国籍が取得できるようにした改正国籍法が施行。県警や法務省によると改正後、偽装認知による国籍不正取得が明らかになったのは初めて。
逮捕容疑は平成18年10月、厚木市役所に2人の間の男児(3)を正木容疑者が認知したとする虚偽の届けを提出。日本国籍を申請し、今年1月に取得させた疑い。県警は、ジェシカ容疑者が日本での在留資格を得るのが目的だったとみて調べている。
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