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補正予算、執行停止を確認=数兆円の財源確保へ−民主

9月3日21時37分配信 時事通信

 民主党は3日、一般会計総額約14兆円の2009年度補正予算について、未執行分の予算の執行を原則停止する方針を決めた。直嶋正行政調会長、長妻昭政調会長代理ら政調幹部が同日、国会内で協議し、確認した。今後、財務省も交えて執行停止が可能な費用の仕分けの作業を本格化させる。
 執行停止の主な対象は、約4兆4000億円に上る46の基金や、約2兆9000億円の官公庁の施設整備費など。災害対策や、地方自治体が歳入と見込む緊急性が高い予算などは除外する方針だ。
 ただ、同党は「役所が緊急性をやみくもに強調したり、傘下の特殊法人に支出しただけで『執行済み』と主張したりする可能性がある」(幹部)として、実態を細かく精査する。これにより数兆円を確保し、2010年度から半額支給が始まる子ども手当などの財源に充てたい考えだ。 

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最終更新:9月3日21時40分

時事通信

 

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