北朝鮮「ウラン濃縮成功、プルトニウムを兵器化中」
ただ、「われわれは共和国(北朝鮮)の自主権と平和的発展権を乱暴にじゅうりんすることに利用された6カ国協議構図に反対したものであり、朝鮮半島と世界の非核化そのものを否定したことはない」とし、朝鮮半島の非核化は徹頭徹尾、米国の対北朝鮮核政策と密接に関係していると主張した。
さらに、対話でも制裁でもすべて対処できる準備ができていると述べた後、安保理の一部常任国が制裁を前面に押し出し対話をする場合には、北朝鮮もまた核抑止力の強化を掲げ対話に臨むことになると強調した。安保理が今の制裁事態を続ければ、北朝鮮はすでに表明している通り、別の自衛的な強硬対応措置を取らざるを得ないと警告している。
このほか、韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号」(KSLV−I)にも言及しながら、北朝鮮の平和的な衛星打ち上げを問題視していなかったら、核実験のような強硬対応も誘発されなかっただろうと述べた。北朝鮮国連代表部は「平和的な経済建設の権利まで奪おうとする強権と脅威に対処したわれわれの行動措置は余りにも正当」と、安保理による制裁に不満をぶつけた。