ルポライター米本和広氏のブログ「火の粉を払え」および「拉致監禁をなくす会」のブログによれば、「8月24日ごろ、鳥取出身のHKさん(青年女性 北大阪教区)が拉致監禁された模様」とのことです。また「なくす会」によれば、8月16日現在連絡を取ることができず、拉致監禁されたと思われる人数は「2名」だということです(HKさんを含めれば3名)。本当に心配です。 弊社では、昨年7月1日に「踏みにじられた信教の自由 〜多発する信者失踪事件の背景〜」(太田朝久・統一教会広報部長 著)を発刊いたしました。当時もこのブログで紹介いたしましたが、再び取り上げます。 本書では、統一教会信者に対する拉致監禁事件の裏で暗躍している牧師、弁護士、ジャーナリストなどの蛮行が白日の下にさらされています。また、400年前に日本で行なわれていたキリシタン迫害と、統一教会信者の拉致監禁事件があまりにも似通っていることにも驚かされます。私も初めて本書の原稿を読んだときには、絶句してしまいました。これだけ酷いことが、法治国家の日本で行なわれていたことに、驚きと憤りを禁じ得ません。 本書が出版されてから、私はちょっと不満に感じていることがあります。それは、本書があまりにも売れないことです。各教会へのFAX広告、機関誌内での広告、弊社webサイトでの紹介、そして私のブログでの紹介など、あらゆる手段を使ってPRいたしましたが、あまりにも売れませんでした。 決して気持ちが晴れやかになる本ではありません。しかし、同じ信仰をもつ兄弟姉妹を拉致監禁して強制的に信仰を捨てさせる事件と、その背景を、私たちはしっかりと認識しなければならないのではないでしょうか。著者の太田先生も、そのような義憤に突き動かされて本書を記しました。 本書が出版されて1年以上が経過しました。この1年間、我々教会員はどれだけ拉致監禁事件を意識してきたでしょうか。今も被害に遭われている教会員たちのことを思うと、私も率直に反省するべきだと感じました。 前回ご紹介した米本和広氏の著書「我らの不快な隣人 〜統一教会から『救出』されたある女性信者の悲劇〜」とともに、ぜひこの機会に本書をお読みください。私たちは、この卑劣な拉致監禁事件に対して、義憤・激憤を感じなければなりません。 1日も早く、日本に真の信教の自由が実現することを願ってやみません。 |
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タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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内 容 | ニックネーム/日時 |
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USAの公式HPですが、この問題が取り上げられています。参考までに・・・ |
Sunny 2009/08/28 02:15 |
私も食口として、拉致監禁問題の基本的な内容は一応知っているつもりではいましたが、とにかくこの度の後藤さんの件に関しては大変驚愕いたしました。 |
ポポポヤ〜ン 2009/08/28 22:56 |
あまり言いたくありませんが、私の妻も独身時代、「拉致未遂」に遭っています。彼女の場合は、拉致現場で仲介に入った巡査が幸運にも良識ある人で、「親子の問題だ」と言い張る親族たちに対して「20歳を過ぎたら親の言う通りにはならないんですよ」と言ってくれ、妻に対して「両親と一緒に行くのか、教会に行くのか」と尋ねてくれました。妻は「教会に行く」と答えたので、その場で解放されています。 |
小林浩 2009/08/29 21:16 |
ふと思ったのですが、 |
Sunny 2009/08/29 22:44 |
私自身、妻も含めて親族の反対や迫害はありましたが、拉致監禁の悲惨な実態にまで触れた経験がなく漠然とした感覚であったと反省させられます。 |
光太郎 2009/08/29 23:18 |
米本です。 |
米本 2009/08/30 10:20 |
●Sunnyさん |
小林浩 2009/08/30 18:47 |
萬苦之勝者 |
Sunny 2009/08/31 21:47 |
Sunnyさんへ |
米本 2009/09/01 23:32 |
米本さん |
Sunny 2009/09/02 01:55 |
米本和広氏の著書「我らの不快な隣人 〜統一教会から『救出』されたある女性信者の悲劇〜」を購入して拉致監禁の実態を知りました。太田さんの著書も読みます。 |
pepe 2009/09/02 02:58 |
○Sunnyさん |
pepe 2009/09/02 03:32 |
☆pepeさん |
Sunny 2009/09/02 05:02 |
○Sunnyさん |
pepe 2009/09/02 07:44 |
☆pepeさん |
Sunny 2009/09/02 10:42 |
Sunnyさんが、拉致監禁事件を『悪霊現象』と指摘されていたので思い出したのですが、彼ら、すなわち悪徳牧師に連なる元信者や加害者の親族(ある意味被害者か?)の顔つきは実に霊的です。先に述べさせていただいたように、私も拉致現場で必死に止めに入ったことがありましたが、彼らの異様なほどのパワー、まさに半狂乱のその姿に、恥ずかしくも圧倒されました。話し合いの余地など全くありません。 |
ポポポヤ〜ン 2009/09/02 18:19 |
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