パラダイムシフト 〜アヒルがウサギに見える日〜

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help リーダーに追加 RSS 「踏みにじられた信教の自由」、再び

<<   作成日時 : 2009/08/27 21:38   >>

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ルポライター米本和広氏のブログ「火の粉を払え」および「拉致監禁をなくす会」のブログによれば、「8月24日ごろ、鳥取出身のHKさん(青年女性 北大阪教区)が拉致監禁された模様」とのことです。また「なくす会」によれば、8月16日現在連絡を取ることができず、拉致監禁されたと思われる人数は「2名」だということです(HKさんを含めれば3名)。本当に心配です。

画像弊社では、昨年7月1日に「踏みにじられた信教の自由 〜多発する信者失踪事件の背景〜」(太田朝久・統一教会広報部長 著)を発刊いたしました。当時もこのブログで紹介いたしましたが、再び取り上げます。

本書では、統一教会信者に対する拉致監禁事件の裏で暗躍している牧師、弁護士、ジャーナリストなどの蛮行が白日の下にさらされています。また、400年前に日本で行なわれていたキリシタン迫害と、統一教会信者の拉致監禁事件があまりにも似通っていることにも驚かされます。私も初めて本書の原稿を読んだときには、絶句してしまいました。これだけ酷いことが、法治国家の日本で行なわれていたことに、驚きと憤りを禁じ得ません。

本書が出版されてから、私はちょっと不満に感じていることがあります。それは、本書があまりにも売れないことです。各教会へのFAX広告、機関誌内での広告、弊社webサイトでの紹介、そして私のブログでの紹介など、あらゆる手段を使ってPRいたしましたが、あまりにも売れませんでした。

決して気持ちが晴れやかになる本ではありません。しかし、同じ信仰をもつ兄弟姉妹を拉致監禁して強制的に信仰を捨てさせる事件と、その背景を、私たちはしっかりと認識しなければならないのではないでしょうか。著者の太田先生も、そのような義憤に突き動かされて本書を記しました。

本書が出版されて1年以上が経過しました。この1年間、我々教会員はどれだけ拉致監禁事件を意識してきたでしょうか。今も被害に遭われている教会員たちのことを思うと、私も率直に反省するべきだと感じました。

前回ご紹介した米本和広氏の著書「我らの不快な隣人 〜統一教会から『救出』されたある女性信者の悲劇〜」とともに、ぜひこの機会に本書をお読みください。私たちは、この卑劣な拉致監禁事件に対して、義憤・激憤を感じなければなりません。

1日も早く、日本に真の信教の自由が実現することを願ってやみません。

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
USAの公式HPですが、この問題が取り上げられています。参考までに・・・
http://www.familyfed.org/news/index.php?id=72&page=1&apage=1
Sunny
2009/08/28 02:15
私も食口として、拉致監禁問題の基本的な内容は一応知っているつもりではいましたが、とにかくこの度の後藤さんの件に関しては大変驚愕いたしました。
これほどの事件が、万が一にもうやむやに処理されるようなことがあってはなりません。本当に痛ましい限りです。

過去に、私も3件ほどの拉致監禁事件に直接携わったことがあります。うち2件は、待ち合わせ場所に着くや否や、物陰から10人以上の男性がいきなり現れて取り囲み、強引に車に押し込むという手荒さでした。服をちぎられながら悲鳴を上げる姉妹の姿が未だに忘れられません。(その姉妹は数ヵ月後、無事に帰ってきました)
しかも昼間の大通り沿いだったので、ビルやスーパーなどからたちまち千人ほどのやじうまが集まり、パトカー数台が到着。警察が適切に処理してくれるかと思いきや、家族問題ということで終わり。がっくりと無力感に襲われました。

思えば、かつては拉致監禁反対デモなどにも参加し、大声で訴えたりもしましたが、やがて家庭を持ち、壮年になると、いつの間にか当事者意識も次第に薄れがちになっていたかも知れません。(拉致監禁の被害者は青年《祝福・信仰二世以外の》ばかりかと思っていましたが、婦人の方もいらっしゃるんですね)

いずれにせよ、後藤さんのアメリカでの活躍を見守り、海外からの働きかけにも期待しつつ、今なお密室の中で耐え続けている兄弟姉妹のためにも祈り続けたい気持ちです。
どんなに遅くても、2013年を迎えるまでには、この忌まわしい宗教迫害の歴史に終止符を打ちましょう。
ポポポヤ〜ン
2009/08/28 22:56
あまり言いたくありませんが、私の妻も独身時代、「拉致未遂」に遭っています。彼女の場合は、拉致現場で仲介に入った巡査が幸運にも良識ある人で、「親子の問題だ」と言い張る親族たちに対して「20歳を過ぎたら親の言う通りにはならないんですよ」と言ってくれ、妻に対して「両親と一緒に行くのか、教会に行くのか」と尋ねてくれました。妻は「教会に行く」と答えたので、その場で解放されています。

しかし、それ以来ずっと親子関係は悪いです。むろん披露宴などしていません。結婚してから妻の実家には2回しか行っていません。結婚の報告に行った一度目には私も軟禁され(監禁ではありません、逃げようと思えば逃げられる環境)、丸一日かけてあちらの親族から「教会をやめれば結婚を認めてやる」と説得されました。

義父は「うちは貧乏だから●●(妻の名)を救ってやれなかった、子供は三人いるから●●はあきらめたのだ」と言っていました。要は、拉致監禁首謀者に金銭を要求されたのです。そのお金が払えなかったことを悔いているのです。悲しい話です。

私の両親は教会信者ではありませんが、そんな妻の両親の考え方が「親として」信じられず、電話で大喧嘩をしたっきり。未だに両家の両親が会ったこともありません。妻は妻の両親の気持ちが分かるし、私は私の両親の気持ちが分かるので、両家が険悪な関係になればなるほど、妻と私が険悪な状態になったこともあります。

こういう悲惨な現状を作り出してしまう拉致監禁事件は、一日も早く日本から一掃してしまいたいと、強く深く思っています。
小林浩
2009/08/29 21:16
ふと思ったのですが、

こういう地上の現象は、やはり億万の霊界が関わっているのではないかと・・・

他人事と思ってはいませんが、歴史的民族的連帯的先祖の蕩減であったり、あるいは悪霊人の地上再臨復活とか、人生の艱難の路程内容は各自それぞれ違いがありますが、やはりこれらも復帰原理で解けるのではないかと・・・

先生の故郷や民族・家庭こそ、人類史上で最も険しく複雑な苦難や艱難であったのに、先生はそれをも甘受され、そういう中でも生かされていることを感謝し、常人では到底出来ないような発想転換で、逆に益々神様を慰めていかれるというような蕩減復帰の勝利路程を歩んでこられ、サタン自然屈服の勝利をされてきたのではないでしょうか。

神から愛され信頼され期待されているからこそ、勝利圏相続の試金石や関門、登竜門を与えられているのではないか・・・

我々全ての不足で罪深い堕落人類の為に、身代わりに、あるいは代表して、信じがたい十字架の道を歩んでいるのではないかと・・・、

ですから、先生が勝利し、復活してこられているように、信じがたい内容であっても、決して怨まず、皆が生きて復活勝利出来ますようにと・・・祈ります。

Sunny
2009/08/29 22:44
私自身、妻も含めて親族の反対や迫害はありましたが、拉致監禁の悲惨な実態にまで触れた経験がなく漠然とした感覚であったと反省させられます。
米本さんの記事を読んでも、その恐ろしい現象に限りない憤りと強烈な憤りを感じます。

明確に意図された犯罪には確固とした態度で対応して断罪する姿勢も必要だと思います。
後藤さんの件も特にそうですが・・・、筆舌に尽くし難い境遇の兄弟姉妹の事を思うと、私達は断固として真正面からこの問題に向き合うべきだと思います。
遅ればせながら、この本は手に取ってじっくり読んでみたいです。明日早速に注文します。

一般ジャーナリストとしてこの問題に焦点を当てながら中立な観点で取り上げて下さる米本さんにも感謝しながら、統一教会が社会と向き合いながら解決できるように自分にできる身近な事から考えて取り組みたいと思っています。
光太郎
2009/08/29 23:18
米本です。
ポポポヤ〜ンさんと小林さんの投稿に衝撃を受けています。このブログの愛読者の中に、まだ監禁体験者の方はいらっしゃるのでしょうか。

思い出したくない、書きたくもないという気持ちと闘いながら、投稿されたお二人に敬意を表します。

最近、妊娠中に監禁された人のことも知りましたし、19年前に夫に監禁されて、いまだに心の傷が癒えていない(カギの大きな音がするとピクッと身体がこわばる)婦人の存在も知りました。
監禁の闇の世界で行われていたおぞましい事実はまだまだたくさんあると思います。
米本
2009/08/30 10:20
●Sunnyさん
>こういう地上の現象は、やはり億万の霊界が関わっているのではないかと・・・

そういう見方も当然できるでしょう。しかし表現に注意しないと、被害者からはひんしゅくを買うようになってしまいます。

●光太郎さん
>遅ればせながら、この本は手に取ってじっくり読んでみたいです。明日早速に注文します。

ありがとうございます。ぜひ熟読してくださり、この問題の深刻さを理解してください。

●米本さん
>監禁の闇の世界で行われていたおぞましい事実はまだまだたくさんあると思います。

そう思います。私たちには、この事実を白日の下にさらし、加害者たちに罪を償わせる責任があります。
小林浩
2009/08/30 18:47
萬苦之勝者
栄光之勝者

・・祈り・・
Sunny
2009/08/31 21:47
Sunnyさんへ
一生、祈っていたらどうですか。
saka丸出し!

祈りがなかったから、拉致監禁事件が発生したのですか。
ほとんどバカとしかいいようがないです。
米本
2009/09/01 23:32
米本さん
レス、ありがとうございます。

幸か不幸か、昔から成績にはこだわらないタイプだし、返せる自信がないので、無い袖は振らないタイプですし、見栄とか虚栄を張るタイプでもないですし、頑張ろうとしても、卓越した能が無いし、スローなので、学生時代も、家でも会社でも、勿論、教会に行っても、他の教会に行っても、どこに行っても、幸か不孝だったのか、あまり相手にされませんし、若い人からもお説教されるばかりです。多分、普通一般の平均的現実的、あるいは、いわゆる常識的な人から見たら、おっしゃるとおり世間知らずでバカかもしれません。しかし、小さい頃から、母が専門バカにはなるな、分からないことがあったら、疑問があったら調べて解かるまで研究し、バカにされても正しいと思うことをやれば良い・・・真っ直ぐ生きなさい!あなたのいい(自分にバカ正直?)ところは私に似ている!と・・・、落ち込みやすい私を励ましてくれました。

小さい頃から身体が弱かったり、今は身体が不自由なので、室内に籠もりがちで、インターネットとか読書、瞑想や祈りに依存しがちですが・・・、バカで、何も出来ないので、いつもながら涙を流しがちですが世界平和と天国実現を祈っています。あるのは、ただ、いのちだけでも、祈らせていただけるだけでも感謝。

身体は不自由で人には理解できない苦痛や困難があっても、信仰の自由はまだ与えられていますから・・・
Sunny
2009/09/02 01:55
米本和広氏の著書「我らの不快な隣人 〜統一教会から『救出』されたある女性信者の悲劇〜」を購入して拉致監禁の実態を知りました。太田さんの著書も読みます。
こんな現実があったとは、正直、今まで知りませんでした。衝撃でした。愕然としました。信教の自由を奪い、親子関係、兄弟関係を破壊する拉致監禁。こんな無残で悲しいことはありません。
非道、外道、鬼畜、虐待、DVという言葉が次々うかんできました。キリスト教の牧師が指導して行うとは、もはや、牧師ではありません。
PTSDという言葉では、オウムの事件を思い起こしますが、霊的なサリンをまき散らしてるのと同じではないかという感じがします。牧師たちが信徒の家族に不安を煽り、保護説得を指導し、お金をも強要する。完全な犯罪行為です。こういう観点から、家族の選択であっても、その牧師たちに損害賠償請求を行って被害者の方達のケアに利用できないかと思いました。また、これらのキリスト教会組織の管理・指導における道義的責任も完全にあると個人的には思います。また、良識ある他の宗教団体とも連携して、拉致監禁という非道行為をなんとか解決できないかとも思いました。
それにしても、親子関係、兄弟関係の破壊にいたるというのは、非常にショックなことです。大新聞でとりあげてくれないものか?

○Sunnyさん
コメントを見ましたが、例えて言えば、
目の前に飢えた子供がいる時に、自分はものを食べながら、飢えている理由を先祖が悪いとか国が悪いとか悪霊のせいだとかその子供に講釈たれながら傍観し、最後に祈りますと言って去っていく姿がうかんできます。
pepe
2009/09/02 02:58
○Sunnyさん
前の私のコメントですが、Sunnyさんが2009/09/02 01:55に投稿されたコメントに対してではありません。
Sunnyさん、追い打ちをかけてごめんなさい。Sunnyさんが私がコメントしたような人ではないことがわかりました。撤回します。自分のことをバカだと言わないでください。Sunnyさんのお母さんが悲しみます。一番、愛がないのは教会かもしれません。ちなみに、私は約束を守らない教会に嫌気がさして、3か月ぐらい顔を出してませんが、ほとんど気にされていませんよ。
pepe
2009/09/02 03:32
☆pepeさん
レスありがとうございます。

例えがpepeさんの観からは私のような祈りくらいしか出来ない者に対して憤りを感じて、鬱憤をぶつけておられるようですが・・・思いっきり、気が晴れるまで、どうぞ!私も、こんな情けない自分がイヤですから、構いません。

しかし、
意外に叩く相手が自分の姿を写した鏡であることに気付くことがあります。

もしかりに、私なりに正義感に燃えて何かしようとすると、かえって天の意に沿わず、問題を振り出しに戻すか、返って問題を変な方向に大きくしてしまいやすいかもしれません。

どちらかというと、狡猾な仕掛け人や頭の良い人間に単純に踊らされたり操られたりの思う壺人間がおおいのです。見せかけの善に踊らされているか、もしかしたら巧妙なワナに踊らされているか見極めないと・・・

年を重ねて、行動に走るのが慎重になっています。

このような裁判沙汰の専門分野には難しすぎるので、法律やその筋の専門家や責任者の方々に頼るより仕方がないです。老婆か幼子のようにオロオロし泣きながら傍観しているかのように思われるかもしれませんが私としては、顰蹙をかっても祈るほかないです。

pepeさんの例えとは違って、もしかしたら、全ての血気溢れる人達(活動家)が去っていった後も、動けないで、生涯祈っているかもしれません。

pepeさんもpepeさんなりに、私も私なりですが、互い自分に出来ることで最善つくしましょう。

Sunny
2009/09/02 05:02
○Sunnyさん
>私のような祈りくらいしか出来ない者に対して憤りを感じて、鬱憤をぶつけておられるようですが・・・

誤解です。2009/08/29 22:44のコメントを見ての感想でした。例えの"飢えた子供"は、拉致監禁の被害者のつもりで書いてました。
pepe
2009/09/02 07:44
☆pepeさん
そうですね。誤解したような文章になっているかもしれませんが、実は、投稿文章を打ち込むのに時間が掛かって、コメントを押した瞬間、pepeさんの投稿が私の投稿文の先になってしまったようです。悪しからず・・・ご了解下さい。
Sunny
2009/09/02 10:42
Sunnyさんが、拉致監禁事件を『悪霊現象』と指摘されていたので思い出したのですが、彼ら、すなわち悪徳牧師に連なる元信者や加害者の親族(ある意味被害者か?)の顔つきは実に霊的です。先に述べさせていただいたように、私も拉致現場で必死に止めに入ったことがありましたが、彼らの異様なほどのパワー、まさに半狂乱のその姿に、恥ずかしくも圧倒されました。話し合いの余地など全くありません。

こうした怨念がもたらすパワーの恐ろしさ、あるいは悪霊の狡猾さといったものを、直接肌で感じてきたのが、まさに被害者の方々自身に他なりません。

Sunnyさんのおっしゃるように、「甘受する」「感謝する」というのは、忘れてはならない信仰者の正道だと思います。ただ、未熟な私の経験上からあえて申し上げるとすると、悪霊というのはこちらが考えるほど甘くなく、下手に“誠意”を見せようものなら、逆に蛇のように丸め込まれてしまいます。その苦い経験が私にはあります。

悪霊というのは徒党を組んで攻撃してくるのが常ですから、こちらも基台が絶対に必要です。その意味で、教会員の意識と祈りがまず先決ですし、彼ら自身の救いのためにも、毅然とした厳愛をもって犯罪行為をやめさせましょう。

参考までに、無事解放された兄弟姉妹の証として、ある姉妹は脱会説得中、話を聞くふりをしながら、ず〜っと心の中で聖歌を賛美していたそうです。(そのため落ち込まなかったとか)またある兄弟は、ある有名な牧師が目の前に現れるや否や、「てめぇが○○かぁ!」と叫んだとのこと。さすがの牧師も疲れ果て、『見込みなし』とされて解放されました。もちろん、有名なTさんのように、人格的に牧師から信頼を勝ち取り、隙を見て脱出した方もいらっしゃいますが、いざという時の基本は、『悪霊には相対しない』これが懸命かも知れません。
ポポポヤ〜ン
2009/09/02 18:19

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