遺棄の知人男に有罪＝女児衰弱死−大阪地裁

　大阪市西淀川区の松本聖香さん（9）が虐待を受け衰弱死したとされる事件で、母親の美奈被告（34）＝保護責任者遺棄致死罪などで起訴＝の知人で死体遺棄罪に問われた無職杉本充弘被告（41）の判決公判が4日、大阪地裁であり、幅田勝行裁判官は懲役2年6月、執行猶予4年（求刑懲役2年6月）を言い渡した。
　幅田裁判官は「虐待発覚を防ごうとする隠ぺい工作で自己中心的。死者に対する情を欠き悪質だ」と批判。一方、執行猶予とした理由について、関与が従属的で反省しているとした。　

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