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大阪・西淀川虐待事件 死体遺棄の男に懲役2年6月

9月4日10時47分配信 産経新聞

 大阪市西淀川区の市立小4年、松本聖香さん(9)が虐待を受けて衰弱死した事件で、遺体を車で運んだなどとして死体遺棄罪に問われた無職、杉本充弘被告(41)の判決公判が4日、大阪地裁で開かれ、幅田勝行裁判官は懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)を言い渡した。

 死体遺棄罪のみに問われた杉本被告は、裁判官のみで審理されたが、聖香さんの母、美奈被告(34)と内縁の夫、小林康浩被告(39)は保護責任者遺棄致死罪でも起訴されているため、裁判員裁判となる。

 起訴状によると、杉本被告は2人と共謀し、4月6日午後10時40分ごろ、聖香さんの遺体を毛布にくるんで杉本被告の車に積み込み、小林被告の自宅から奈良市内の共同墓地まで運搬。翌7日午前0時ごろ、深さ約70センチの穴を掘って遺体を埋めたとしている。

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最終更新:9月4日10時50分

産経新聞

 

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