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2009年9月3日(木) 19:15 |
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国内初、胎児の免疫治療に成功
香川大学付属病院が、胎児の段階で肝硬変などを引き起こす難病の免疫治療に成功しました。
致死率が極めて高い病気で国内では始めての治療成功です。 胎児の治療に成功したのは「反復新生児ヘモクロマトーシス」という病気です。 胎児の段階で、肝臓などに鉄分が蓄積され、肝硬変などを引き起こす病気で原因はわかっていません。 国内では今回を除いて21例が報告されましたが、治療方法がなかったため、助からないケースがほとんどでした。 繰り返し同じ病気の子どもを出産する傾向があり、今回、母親の胎児が、2回続けてこの病気にかかったことから、海外で報告のある免疫治療を行い、成功したものです。
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