【東京】医療と出産 充実した街願い 赤字の日野市立病院 市民らが応援団2009年9月4日
経営赤字が続く日野市立病院を応援しようと、日野市内の企業を中心に、市民や各種団体などが三日、応援団を発足させた。 発足式には馬場弘融市長や同市商工会など各種団体のメンバー、市民など約百三十人が出席。熊井浩一郎院長は「院長に就任してから医師の確保に全力を注いできた。小児科医不足で分娩(ぶんべん)を一時休止したこともあったが、当初三十九人だった医師を五十人まで増やすことができた」と成果をアピールした。 応援団は、診察情報やかかりつけ医と同病院の役割分担などを市民に広く周知したり、看護師免許を持ちながら働いていない人を病院に紹介したりしてサポートに努める。 日野法人会の大木茂会長は「市民、開業医、市立病院の協力体制をつくって医療や出産が充実した街をつくりたい」と話した。 問い合わせは日野市広報担当まで=(電)042(585)1111=へ。 (西川正志)
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