社会

元MP韓国人選手、初公判で起訴内容認める
(愛媛県)
 今年4月、松山市内のマンションで女性に性的暴行を加え、けがをさせたとして強姦致傷などの罪に問われている元愛媛マンダリンパイレーツの韓国人選手に対する初公判が3日松山地方裁判所で開かれました。元選手は「間違いありません」と起訴内容を全面的に認めました。
 強姦致傷などの罪に問われているのは元愛媛マンダリンパイレーツの韓国人選手文相勲被告(27)です。起訴状などによりますと文被告は、今年4月13日午前3時頃、松山市内のマンションに住む23歳の女性の部屋に侵入し、女性に性的暴行を加え全治1週間のけがをさせたとされています。松山地方裁判所で開かれた初公判で文被告は「間違いありません」と起訴内容を全面的に認めました。続く冒頭陳述で検察は「犯行目的で女性を探していた被告はマンションのベランダで洗濯物を干していた被害者を偶然見つけ、侵入した部屋の中で性的暴行を繰り返した」と犯行の経緯を指摘しました。一方、弁護側は「被告は犯行を認め深く反省し被害者に慰謝料を支払っている。また、犯行直前まで飲酒をしていた」と情状酌量を求めました。裁判は4日、文被告の母親の証人尋問などが行われ、結審する予定です。
[ 9/3 16:10 南海放送]