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名城信男、橋下知事に健闘約束…大阪府庁を訪問

大阪府庁に橋下徹府知事(左)を表敬訪問した名城信男

◆ 2度目防衛戦のリングサイドへ招待 ◆

 世界王者・名城信男が2日、大阪府庁に橋下徹知事を表敬訪問し、2度目防衛戦となる30日のリングサイドへ招待した。橋下知事は「剣道をやっている息子がボクシングをテレビにかじり付いて見ている。息子と見させてもらう。頑張ってください」と快諾。力を得た名城は「挑戦者も打ち合う激しいスタイル。いい試合を見せたい」と意気込みを語った。

 試合は世界戦開催には小規模な800人収容会場での開催。カサレス戦の日時、開催地の決定がずれ込んだ影響で大規模会場を確保できなかった。ただ、大阪に大規模会場がもともと少ない背景もある。「(ジムから近い)長居公園に体育館をつくってください」。枝川孝会長の要請に橋下知事は「あそこは平松市長の権限」とかわした上で府庁の移転を目指す南港をアピールするにとどまり、名城陣営の陳情作戦は不発に終わった。

◆ WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ ◆
(9月30日・大阪府立体育会館第2競技場)
王者
名城 信男
(27・六島)
<12回戦> 同級2位
ウーゴ・カサレス
(31・メキシコ)
13勝8KO1敗 30勝22KO6敗1分

[ 2009年9月3日付 ]

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