今政治に求められること〜「逆風」を吹き飛ばす実現力で確かな未来を築こう
2009-8-17

新しい政治を創る必要性を訴える
衆議院議員総選挙は、いよいよ明日、公示される。
私も、国会会期中、国会対策副委員長として、あるいは、政党助成法改正案や児童ポルノ禁止法改正案の提出者として、国会に張り付きになっていたこともあり、地元での出遅れを挽回しなければならない苦しい選挙だ。
しかも、この選挙、自民党に対しては、「逆風」ならぬ「突風」ともいわれる状況で、理由もなく、「自民党は嫌い」というイメージが先行していることも否めない。
もとよりこれには、麻生おろしだとか、党内の足の引っ張り合いといった、自民党自身の問題も大きく影響している。
もっとも、不思議なのは、街頭活動をしていても、「民主党が好き」という人は、必ずしも多くないということ。
何か今、自民党はダメ、民主党も頼りにならないという、政治そのものに対する大きな不信感が渦巻いているような気がする。
やはり、今の永田町・霞ヶ関を造りかえることが必要だ。
この改革を実現することが、逆風を吹き飛ばす力となり、確かな未来を築く力となるはずだ。
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「国や社会の姿」を考えない政治であって良いのか〜政権を担う資格とは
2009-8-17

国や社会の姿を考えようと訴える
今、わが国は、大きな困難に直面している。
経済面では、米国発の金融危機に端を発した世界同時不況。
東アジアの国際関係では、北朝鮮の脅威、中国の台頭、ロシアの自信回復。
まさに、日本国と日本民族が、国際的に「尊敬される国」として生き残れるのかどうかの瀬戸際とも言える。
私は、衆議院議員としての2期目の4年間、先のコラムにも述べたように、一貫して農政問題などに取り組んできたが、このほか、前半の2年間は憲法改正国民投票法の制定に精力を注ぎ、後半2年間は、国会対策副委員長として、与野党激突の最前線に身を置いた。
そして、我が国を取り巻く状況がますます難しくなっているにもかかわらず、政治家が、目先の政権とり、すなわち政局に汲々としている姿を見て、私は、大変な危機感を持っている。
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民主党「子ども手当」の増税シミュレーション〜マスコミは何故報道しないのか
2009-8-15

民主党マニフェストの問題点を指摘
去る8月9日、地元利根町で、私の励ます会が開催された。
話題は、民主党マニフェストのいい加減さ。
もっとも、このへんのところを、マスコミは、全く報道しない。
所得制限をかけることなく、中学生以下の子どもに毎月2万6千円をバラマクという「子ども手当」も、5.2兆円と言われる所要額の財源は、ほとんど明示されていない。
これでは、絵に描いた餅だ。
さすがに民主党も、まずいと思ったのか、その財源の一部(それでも4分の1程度に過ぎない。)を、現在1.3兆円が減税(消費税の0.7%に当たる)されている配偶者控除と扶養控除を「廃止」し、増税により捻出することを打ち出した。
ただこれについても、マスコミは、一体いくら位の増税になるのか、報道も、計算もしようとしない。
仕方がないから私がシミュレーションしてみた。
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