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【長野】

「ようこそ」音色響く 松本でSKF歓迎パレード

2009年8月24日

パレード参加者らによる合同演奏会で指揮をとる小沢征爾さん=松本城本丸庭園で

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 松本市で開催中の音楽の祭典「サイトウ・キネン・フェスティバル松本(SKF)」の「歓迎吹奏楽パレード」が23日、市街地であり、市内の小中学生らが軽快な音楽を奏でながら行進した。パレードの締めくくりは、参加者らによる合同演奏会。国宝松本城の本丸庭園で、SKF総監督の小沢征爾さんが指揮した。

 観光客や出演する演奏家を迎えるパレードは、SKF開催に合わせて毎年行われており、今年で17回目。小中学校吹奏楽部やマーチングバンド部など55団体、約3200人が、同市中央のMウイング前から国宝松本城までの1キロを歩いた。それぞれにおそろいの衣装を身にまとい、定番の行進曲やアニメソングなどさまざまな曲を演奏し、沿道の観衆を楽しませた。

シャボン玉が飛び交う歓迎ムードの市街地をパレードする子どもたち=松本市内で

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 合同演奏会では「聖者の行進」「上を向いて歩こう」「信濃の国」の3曲を披露。小沢さんは全身を使ったダイナミックな指揮で、大演奏団“MATSUMOTO THE FESTIVAL BAND”を一つにまとめ上げた。

 (宿谷紀子)

 

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