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韓国大統領への非難中断=対話路線を反映か−北朝鮮

9月3日11時25分配信 時事通信

 【ソウル時事】韓国統一省は3日、北朝鮮メディアで8月27日以降、李明博大統領に対する名指しの非難が中断されているとの分析結果を明らかにした。同23日に故金大中元大統領の弔問のため訪韓した金己男労働党書記が李大統領と会談するなど、北朝鮮が韓国との対話に前向きなことが反映されているとみられる。
 8月の北朝鮮メディアの李大統領に対する実名の非難は1日平均で10回以上で、24日まで続けられた。しかし、23日に初めて「李明博大統領」と呼び、25、26両日は非難報道が1回ずつに急減。それ以降は、すでに伝えられた内容を再放送する場合も、李大統領の実名部分を「南朝鮮当局」と変えたり、激しい非難の表現を削除するなどして報道されている。 

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最終更新:9月3日11時30分

時事通信

 

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