社会
伊丹病院の過失で患者死亡 市が慰謝料支払い
2003年、突発性難聴で伊丹市立伊丹病院に入院し、死亡した同市内の主婦=当時(46)=の遺族に対し、同市は3日までに、慰謝料約6500万円、遅延金約1900万円など計約8500万円を支払った。遺族側が起こした損害賠償請求訴訟で、神戸地裁が6月、病院側の過失と死亡との因果関係を認め、同市に約6500万円の支払いを命じる判決を出していた。
判決によると、主婦は03年9月29日に左耳の突発性難聴で入院。糖尿病の疑いを担当医に申告したが、検査もないまま治療に有効とされるステロイド剤を投与された。女性は血糖値が上がる副作用で脱水症状になり、10月3日、糖尿病の合併症による心不全で死亡した。
同病院の井上博事務局長は「遺族とは裁判で約5年間争ってきた。遺族にこれ以上の負担を与えるのは避けるべきだと判断し、控訴しないことにした」と話している。(金 旻革)
(9/3 22:15)
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