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【裁判員3例目(14)】「目的は窃盗でした」2回目の被告人質問 あらためて強盗目的否定 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:裁判員制度
弁護人「被害者が自宅にいることを知ることができましたか」
被告「いいえ」
弁護人「被害者が自宅にいたので、強盗したのですか」
被告「はい」
《弁護人は、田嶋被告があくまでも当初は“窃盗目的”で、“強盗目的”ではなかったと強調する》
弁護人「あなたの経験からすると、強盗だからといって、窃盗よりお金がとれるわけではない、と思っていましたか」
被告「はい」
弁護人「(第4事件で)包丁や刃物のような凶器を持っていきましたか」
被告「いいえ」
弁護人「最初から強姦しようと思っていましたか」
被告「いいえ」
《はっきりとした口調で弁護人の質問に答えた田嶋被告。続いて、検察官からの質問が始まった》
検察官「第2事件の犯行は間違いないですか」
被告「はい」
検察官「部屋に入った方法は何ですか」
被告「窓ガラスを割って入りました」
検察官「窓ガラスに粘着テープを張った理由は?」
被告「ガラスが割れたときに散らばりにくいと思いました」
検察官「部屋に入った目的は?」
被告「窃盗目的です」
検察官「借金を返済するお金が欲しかったのですか」
被告「はい」
検察官「あるいは遊ぶお金?」
被告「はい」
《その後の質問で、田嶋被告は第2事件と第4事件の被害者Bさんの部屋を狙った理由について、高校生のころ、Bさん宅近くの部屋に盗みに入った経験があったことを明らかにする》
検察官「盗みに入りやすかった?」
被告「はい。部屋と部屋の間に高い木があり、大きな道路にも面しておらず、人の目もつかない場所でした」
検察官「高校のころ盗みに入った部屋を狙わなかった理由は何ですか」
被告「すでに空き家になっていました」
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