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【裁判員3例目(11)】「生きた心地しなかった」 2人目の強姦被害者の調書に表情こわばる裁判員 (3/3ページ)
このニュースのトピックス:裁判員制度
検察官「この後、ヒヤッとする冷たいもの、とても冷たい平らで硬いものを肌で感じ、『男は刃物を持っている』と思いました」
「男は『殺されたくなかったら、言うことを聞け』と脅しました。私は無防備でした」
《右から2番目に座った女性裁判員の表情がみるみる険しくなっていく。田嶋被告は逃げようとする女性をつかみ、口元にタオルを押し当て、『金は?金を出して』と脅した》
検察官「私は生きた心地がしませんでした。本当に殺されるかもしれないと思いました」
「男の目的が金品を奪うことと分かり、目的のお金が手に入れば殺すことはないと思い、『カバンの中の財布』などと言いました」
《田嶋被告はカバンを拾い上げ、財布に入った紙幣などを奪ったという。しかし、田嶋被告の犯行は、それにとどまらなかった。検察官は事件の状況を振り返る被害者の供述調書の読み上げを続けた》
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