2009年9月3日13時29分
|
建て替え中の阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)の1期棟が3日、オープンした。地下2階から地上1階までが食品売り場。女性向け衣料・雑貨などのブランドも強化した。1期棟の工事中に営業していた部分は閉鎖され、2期工事に入った。12年春の全面完成を目指している。
1期棟は地下2階から地上12階で、売り場面積は約2万7千平方メートル。この日は開店予定の午前10時前から女性客らが列を作り、15分ほど繰り上げて開店した。1階には「堂島ロール」が人気の「モンシュシュ」などが入る。大阪府吹田市から来た主婦(74)は「お菓子のお店が1階に入るのは珍しいですね」と話していた。
建て替えは05年からで、1期と2期に分かれている。投資額は約600億円。2期工事が終わると売り場面積は8万4千平方メートルとなり、建て替え前より約4割増える。