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2009年9月2日(水) 19:30 |
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香川は予防から拡大の防止へ
香川県では、高松市内の保育園で、園児13人がインフルエンザに集団感染していることがわかりました。 こうした集団感染の増加を受けて香川県は、「発生の予防」から「拡大の防止」に軸を移した新しい行動計画を定めました。
集団感染が分かったのは、高松市内の保育園です。 31日以降、1歳から5歳までの園児13人がインフルエンザに感染し2クラスで登園の自粛を要請しました。 全員、症状は軽く自宅で療養しているということです。 流行が広がる中、香川県庁では、新型インフルエンザ対策本部の3回目の会議が開かれ、真鍋知事が、県民への情報提供などに全力で取り組むよう指示しました。 そして、県の行動計画を、これまでの「強毒性を想定し発生の予防に重点を置いたもの」から、「弱毒性の拡大防止を中心にした計画」に改定することを決めました。 患者は原則としてすべての医療機関で受け入れることや自宅療養させることなどが盛り込まれています。 このあと、県庁職員の4割が欠席しても県民生活に支障が出ないよう、業務の優先順位を定めた業務継続計画を、中四国で初めて決定しました。
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