漫画家平沢たかゆき氏の『ゲームクリエイター列伝』新作を入手
掲載日時:2009.09.01 18:00
先日、都内某所で平沢たかゆきさんによる漫画「ゲームクリエイター列伝」の新作を入手しました。
「ゲームクリエイター列伝」とは、週刊少年マガジン(講談社)にて、1996年から2000年まで不定期掲載された人気ゲームソフトの開発にまつわる実話を基にしたドキュメント漫画。ちなみに雑誌の掲載時には「〜を創った男達(〜はゲームタイトル)」というタイトルだったため、こちらのタイトルのほうが馴染みの深い方もいるかもしれません。過去の作品には「バーチャファイターを創った男達(鈴木裕さん)」、「スーパーマリオBros. を創った男達(宮本茂さん)」などがあります。
さて、この「ゲームクリエイター列伝」ならぬ「ケータイゲームクリエイター列伝」。気になる漫画の内容と入手経路については以下より。
実はこれ、先述しました「天下一カウボーイ大会」の後、東京ドームホテルで行われた大パーティfinal alty party THE FINALで配られたお土産のひとつ。
なんと、altyパーティの主催者の森栄樹さんから天下一カウボーイ大会の主催者である清水さんへのサプライズの贈り物として、漫画家の平沢たかゆきさんに頼んで、清水さんの過去を題材にした「ゲームクリエイター列伝」の漫画を描いてもらったという描き下ろしの作品でした。しかし清水さんはいろいろと不服な点があったようす...。
パーティのフィナーレの前に、この漫画が出来た経緯について説明をする清水さん(左)と、清水さんに呼び出されてステージに上がった漫画家の平沢たかゆきさん(右)。清水さんは「おれはこんなゲームを作っていない」「当事者以外の人間が読んでもつまらない」とお話されていましたが、第三者である私も、大変楽しく拝読させていただきました。
というわけで物語の主人公は10年前の清水亮さん。現在は、株式会社ユビキタスエンターテインメント代表取締役兼CEOを務めておられます。
内容は、清水亮さんと、その上司である森栄樹さん、そしてゲーム制作スタッフが、D社の存命の危機に触れながらもケータイゲーム「釣りっ子大将」を完成させ大ヒットさせるというストーリーになっています。ちなみにこの漫画の監修かつ贈り主である森栄樹さんは、実際に清水さんの元上司だったんですね。
「ゲームクリエイター列伝」の各話がそうだったように「主人公であるゲームクリエイターがゲームの制作中に、システム的・あるいは人間的に大きな問題にぶち当たるが、紆余曲折の末、最終的にはゲームは大ヒットする」というワンパターンなストーリー展開は『ケータイゲームクリエイター列伝』でも健在。
「当コミックのストーリーは80%フィクションです」という注意書きがありましたが、随所に「これは絶対うそだろ」とツッコミたくなる箇所が多々あり、面白かったです。
非売品なので手に入れるのは難しいと思いますが、興味のある方は、持っているお友達に直接見せてもらうなどして読まれるとよいと思います。
(KEI-CO)
掲載日時:2009.09.01 18:00
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