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【国際】

米有力紙が鳩山外交けん制

2009年9月2日 朝刊

 一日付の米紙ワシントン・ポストは、日本の総選挙で圧勝した民主党に日米同盟関係を重視するよう促す社説を掲載した。

 社説は、民主党の鳩山由紀夫代表を「経験の乏しい政治家」と位置付けた上で、「市場原理主義などと米国を非難しつつ、よりアジア中心の外交政策を求めている」と鳩山氏の“米国離れ”を批判。在日米軍基地のあり方の見直しなどについても「オバマ政権が交渉する余地はない」とした上で、「アジアが北朝鮮の核の脅威にさらされる中、新政権はオバマ政権と亀裂を深めるべきではない」と警鐘を鳴らした。(ワシントン・岩田仲弘)

 

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