2009年 9月 2日 |
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新型インフルで学校関係者対象の説明会
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新型インフルエンザの問題です。岡山県教育委員会は学校関係者に対し、学級閉鎖を行った場合、授業に遅れが出ないよう学習面でのサポートを求めました。これは県教委が県立高校などの校長を対象にした新型インフルエンザの説明会で示したものです。岡山県は、1クラスで2割以上の生徒や児童がインフルエンザの症状で欠席した場合、4日間の学級閉鎖を行うことにしています。会では学級閉鎖の基準の説明が行われ、閉鎖する場合は児童・生徒の学習面でのサポートを各学校で実施するよう求めました。今後、シーズンを迎える修学旅行や学園祭などの行事については、予定通り行うよう指示しました。その上で修学旅行ではうがい、手洗いを徹底し、異常があった際は速やかに現地の医療機関を受診するよう求めました。
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香川県 新型インフル対策行動計画策定
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香川県は約20万人分の治療薬を備蓄することを盛り込んだ新型インフルエンザ対策の行動計画を策定しました。2日の新型インフルエンザ対策本部会議で決まったものです。行動計画の目的は感染拡大の防止です。今年度内に、県民の約2割にあたる19万8000人分のタミフルとリレンザを備蓄すること、感染して重症化した患者のために県内26の病院を中心に784の病床を確保することを定めています。また県は、職員の4割が欠勤しても業務が継続できるように急がない業務を中断して人員調整を行う計画もあわせて策定しました。
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岡山市で住宅火災 幼児の遺体発見
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2日朝早く、岡山市東区で住宅を焼く火事があり、焼け跡から、この家に住む、4歳の男の子とみられる遺体が発見されました。2日午前5時半過ぎ、岡山市東区中川町の会社員、黒瀬大光さん(35)の住宅から出火しました。火は木造モルタル2階建ての2階部分、約50平方メートルを焼き約30分後に消し止められました。黒瀬さんは4人家族で2階の焼け跡から長男の大輝ちゃん(4)とみられる遺体が見つかりました。また、黒瀬さんと妻、生後10カ月の二男がのどに軽いやけどを負いました。警察で身元の確認を急ぐとともに出火原因を調べています。
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絶滅危惧種 ミズアオイ開花
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絶滅の危機にさらされている植物、ミズアオイが、倉敷市でかれんな花を咲かせています。ミズアオイは湿地に育つ1年草で、青紫色の花を咲かせます。以前は日本全国の水田や沼などに分布していましたが水路の改修や除草剤などの影響で激減し、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されています。岡山県内唯一の自生地、倉敷市の倉敷川では岡山大学資源生物科学研究所の榎本敬准教授や地元の人たちが保護活動を続けていて、このほど2年ぶりに花を咲かせているのが確認されました。ミズアオイはこれからが見ごろで、今月20日には観察会が開かれます。
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安藤忠雄氏設計の体育館が完成
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世界的な建築家、安藤忠雄さんが設計した体育館が岡山市の環太平洋大学に完成し2日、竣工式が行なわれました。竣工式には、大学関係者のほか、設計した安藤忠雄さんや柔道部総監督の古賀稔彦さんなど約170人が出席し完成を祝いました。完成した体育館は安藤忠雄さんが、「心と体の鍛錬の場」と言うコンセプトで設計し鉄筋コンクリート2階建ての近代的なデザインとなっています。延べ床面積は約4800平方メートルで、柔道場3面と剣道場2面、更に最新のトレーニング機器約80台を備えたトレーニングセンターなどが設けられています。大学では今後、生涯スポーツ施設として地域の人にも開放していきたいと話しています。
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