ページ更新時間:2009年09月02日(水) 21時27分 | ||
国民全体の治療や入院などにかかった医療費の総額を示す「国民医療費」が、2007年度初めて34兆円を突破し過去最高となったことが分かりました。
厚生労働省によりますと、2007年度の「国民医療費」の総額は34兆1360億円で、前年度の33兆1276億円に比べ1兆84億円、3.0%増えて過去最高でした。
人口1人当たりでも26万7200円で過去最高。国民所得に対する比率も9.11%と過去最高でした。
前年度の「国民医療費」は、診療報酬が過去最大のマイナス改定だったため4年ぶりにわずかに減少していましたが、2007年度は診療報酬改定がなかったため、高齢化と医療の高度化による自然増で医療費が増大しました。(02日19:02)
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