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閉店した岐阜メルサ=31日午後7時30分、岐阜市徹明通
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名鉄協商が運営する岐阜市徹明通の岐阜メルサが、31日の営業を最後に閉店した。1990年の開業から19年間、「柳ケ瀬の玄関口」でにぎわいを創出してきたが、最後はひっそりと歴史に幕を閉じた。
岐阜メルサによると、最終日は一部テナントで開業時からの熱心な客が名残を惜しみ、店の前では携帯電話のカメラで記念写真に納まる人も。セレモニーは行われなかったが、営業終了の午後7時30分ごろ、最後の買い物客が出るとシャッターが静かに下ろされた。
岐阜メルサは本格的なファッションビルとして人気を集めたが、郊外の大型店の出店などで売り上げが低迷。ファッション館と、道を挟んだ南側のグルメ館とともに閉店した。引き続き、売却先を探している。
テナントの一部は今月6日、名鉄岐阜駅隣にグランドオープンする名古屋鉄道の新商業ビル「ECT(イクト)」で再出発する。
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