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カーチェイス押尾被告“VIP待遇”で帰宅

東京都多摩市の父親が居住するマンションに帰宅した押尾被告
東京都多摩市の父親が居住するマンションに帰宅した押尾被告
Photo By スポニチ

 合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬取締法違反(使用)の罪で起訴され、8月31日に保釈された俳優押尾学被告(31)が1日夜、父親が住む東京都多摩市のマンションに帰宅した。父親は身元引受人になっている。

 押尾被告は小雨の降る午後7時すぎ、警官4人に先導され、弁護士1人と正面玄関から入った。服装は保釈時と同じチェックのシャツに、はだしでサンダル履き。待ちかまえる約10人の報道陣の背後から、傘を差して歩いてくると、「どうもすいません」と軽く頭を下げた。その後は一度も振り返らず、「お亡くなりになった女性にひと言」などの問いかけにも、一切応じなかった。

 マンションの駐車場で車を降り、歩いてきたとみられる。31日午後6時すぎに保釈されてからは、約4時間30分も報道陣とカーチェイスを繰り広げ、東京都板橋区付近で行方をくらましていた。

 一方、関係者によると、押尾被告は事件現場で亡くなった女性(30)の遺族へ謝罪しに行くことを考えているという。現段階で記者会見などの予定はない。

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