高速道路や鉄道、飛行機のお盆時期の利用状況がまとまり、高速道路の利用台数が3割増える一方で鉄道や飛行機の利用者は減少した。
東日本高速道路会社東北支社によると、6~16日の県内高速道路利用台数は1日平均約1万6400台で前年同期比30%増。ETC利用率は78%で前年の56・1%を大きく上回り、同支社は「天候が良かったこともあるが、一番の要因はETC割引が拡大したことだと思う」と見ている。
JR秋田支社によると、7~18日の集計で秋田新幹線「こまち」の利用者数は前年比6%減の約11万5000人。また秋田、大館能代両空港管理事務所がまとめた同期間の飛行機利用客は秋田空港が4万5441人(前年比7・8%減)、大館能代空港は5620人(同12・8%減)だった。【坂本太郎】
毎日新聞 2009年8月25日 地方版