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【裁判員3例目(2)】検察官「資料のようなやりとりが…」 プライバシー保護のため細かな描写は口にせず (3/3ページ)
このニュースのトピックス:裁判員制度
《プライバシー保護のため、検察官は、細かな描写については口頭で行わず、裁判官や裁判員の手元にある資料で説明しているようだ。何人かの裁判員が、検察官から手元の資料に目を移した》
検察官「その体勢のまま、Aさんを強姦したのです」
《その後、田嶋被告は『殺さないでください』と訴えるAさんから現金1万4千円を奪ったという》
検察官「そして被告は『窓が開いていた。自業自得だ』と言って逃走したのです」
《“自業自得”という、あまりにも身勝手な捨てぜりふを残し、Aさんのもとから逃げ去ったという田嶋被告。6人の裁判員は、資料を真剣に見つめたり、検察官の表情を見ながら、検察官の次の言葉を待つ》
検察官「被告は11月2日には誕生日を迎え、20歳になりました」
《20歳になったことで、被告は自分の意思で金を借りることができるようになり、さらに借金はふくらんでいったという。そして、20年6月に、女性宅から現金2千円などを盗んだ第2事件が発生する》
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