堆積するシュクリッタでは、須江岳史が書いた文章が公開されています。
たとえこの出会いが、木の葉が舞い落ちるような一瞬の出来事だとしても。
――本当は、ベアトリーチェは僕なんかとは手を繋ぎたくないんじゃないだろうか。
――大丈夫よ。私たちは着実に気持ちを近寄せてきたわ。
クラスでは一言も彼女と言葉を交わしたことがない。
誰かと冗談を飛ばしあっている様子も見たことがない。
そのアリスが、童話をやさしく語るように歌う。
堆積するシュクリッタは、出来る限り『遅い』更新を目指します。
情報をやりとりできる時間は、インターネットによって高速化されました。そのことによって、情報を提供する準備の時間を短くしなければならないという間違った考えが世の中に普及していると、私は考えます。
情報のやりとりが高速化された時代では、読み取りに必要な時間コストの少ないものがより好まれると考えます。そのせいで、むしろ、一瞬で消費されるために、情報の作成には時間をかけなければならない。
より多くの時間をかけ、最終的には、映像や音声といった、受け入れられやすい媒体で物語を発信していきたいと思います。
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