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操車場跡にエキスポ観覧車 吹田市、引き取り移設検討

引き取りが検討されているエキスポランドの大観覧車「テクノスター」=大阪府吹田市千里万博公園(伊豆丸亮撮影) 今年2月に閉園した遊園地「エキスポランド」(大阪府吹田市千里万博公園)の大観覧車について、吹田市が、管理している会社からの譲り受けと旧国鉄吹田操車場跡(同市芝田町など)への移設を検討していることが10日、分かった。観覧車本体は無償だが、解体や移送に約2~3億円の費用がかかるとみられ、阪口善雄市長は予算と移設上の課題を検討するよう関係部署に指示した。

 エキスポランドの土地を所有する日本万国博覧会記念機構では、「これまでに大型遊具で引き取り先が決まった例は把握していない」としている。

 大観覧車は高さ85メートルで、昭和60年に開催された「科学万博つくば'85」(茨城県つくば市)の施設として建設された。閉幕後にエキスポランドに移設、「テクノスター」の愛称でエキスポランドのシンボルとして親しまれていた。

 阪口市長によると、今年4月ごろ、エキスポランドの関係者から大型遊具の処分などについて説明を受け、「解体するのは忍びない。操車場跡に置けば、吹田の新しい名所になる」と判断。今月に入って、跡地の整備開発を担当する市東部拠点整備室に、予算や設置上の問題点などを検討するよう指示したという。

 吹田操車場跡地(約50ヘクタール)は吹田、摂津両市にまたがり、このうち北側部分で都市再生機構が両市の計画に沿って総事業費約110億円をかけて再開発。吹田市部分(約15ヘクタール)では、平成27年度末の完成を目指して先端医療施設や住宅の建設のほか、鉄道資料館の設置も計画。市では昨年11月に引退した初代新幹線車両「0系」をJR西日本から譲り受けている。

【写真説明】引き取りが検討されているエキスポランドの大観覧車「テクノスター」=大阪府吹田市千里万博公園(伊豆丸亮撮影)

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