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消費者委委員長に一橋大学院長=「消費者被害の回復を」

9月1日16時9分配信 時事通信

 1日発足した消費者庁の監視機関「消費者委員会」の初会合が同日開かれ、初代委員長に松本恒雄一橋大法科大学院長を委員の互選で選んだ。
 松本委員長は会見し「地方にも消費者行政が行きわたるよう尽力したい。(事業者が)不当に得た利益を回収したり、消費者の被害を回復したりするための仕組みも検討していければ」と抱負を述べた。
 委員は松本委員長を含め9人。佐野真理子主婦連合会事務局長や日和佐信子雪印乳業社外取締役ら5人がほぼ常勤となる。
 初会合には麻生太郎首相も出席。「行政はこれまで生産者や事業者の育成に重きを置いて来たが、(消費者庁は)消費者側の利益を大切にするというこれまでにない組織。全般にわたる監視をお願いする」とあいさつした。
 消費者委は、10人以内の委員で構成される消費者行政の「お目付け役」。独立した立場で、消費者庁に意見を述べるほか、首相への勧告を通じ各大臣に違反業者の処分などを指示できる。 

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最終更新:9月1日19時20分

時事通信

 

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