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「テロとの戦い」復活? 米報道官、会見で口滑らす

2009年9月2日11時30分

 【ワシントン=望月洋嗣】米ホワイトハウスのギブズ大統領報道官が、アフガニスタンでの戦争について説明する際、ブッシュ前政権がキャッチフレーズのように使ったがオバマ政権発足後は事実上の禁句になっていた「テロとの戦い」という言葉を使い、米メディアで「単に口がすべっただけなのか、それとも方針転換か」などと話題になっている。

 ギブズ報道官は8月31日の記者会見で、オバマ大統領のアフガン戦略を説明する際、「アフガン戦争は『テロとの戦い』の重要な一部だ」と述べた。

 「テロとの戦い」は、米同時多発テロをきっかけにアフガンで戦争を始め、イラクに戦線を広げたブッシュ前政権が、「グローバル(地球規模の)」という修飾語つきで多用した。だが、前政権の政策と一線を画したいオバマ大統領は今年1月の就任後、この言い方を避けるようになり、クリントン国務長官が3月、政権の方針であることを確認した。

 ギブズ報道官は1日、「テロとの戦いという用語は故意に使ったのか」と記者団に問われたが、「戦略をきちんとすることに集中したい」とはぐらかした。

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