■8月28日NHK「ラジオ深夜便」レシピ

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8月28日NHK「ラジオ深夜便」放送中に紹介されました

「南蛮漬の法」(南蛮漬け)
「落雁の事」(らくがん)
「木瓜モミ漬の事」(きゅうりもみ)

のレシピは、以下に詳細を公開しております。

NHK「ラジオ深夜便」28日放送分のレシピ>>

9月以降のスケジュールはこちらにまとめてあります>>

2009年08月29日

9月〜の「150年前の料理復活」プロジェクトの予定

9月3日(木)午前10時〜10時45分

若柳小学校にて健太郎さん
地域の「食と歴史」の講演

9月7日(午後7時〜)たかまったさんにて
※商工会女性部、産業まつり出品用の料理教室

葛まんじゅう、ゆべしの作り方講習
定員7名で実施(定員に達しました)



9月9日(水)午後2時〜
9月16日(水)午後2時〜
料理試作 たかまったさんにて


菓子だけつくる日を決めて1回、料理1回
計2回予定。
試作残り分:菓子9品目、料理12品目ほど

10月31日(土)、11月1日(日)
栗原市「産業まつり」 商工会女性部のブースにて
「大秘方萬料理方全」から150年前の菓子を再現、アレンジしたスイーツを出品


11月16日(月)、17日(火)いずれか1日
・公開試食会 を計画


トヨタ財団をはじめ、関係者など招待、一般向け試食会
プレス向け発表会

会場:選定中

11月以降、料理教室、講座を開催します。

有賀小学校、食ツーリズムとの共同企画など計画



※プロジェクト事務局としては、「大秘方萬料理方全」(だいひほうよろずりょうりほうぜん)と現時点で読む事にいたしました。これから諸説あった読みかたを統一して読み、表記していくこととします。
posted by 150年前の栗原の食復活プロジェクト事務局 at 16:45| 宮城 曇り| Comment(0) | プロジェクトについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オンエア終わりましたー

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ホテルの近くの居酒屋で打ち上げ乾杯で慰労会。
健太郎さん、生トークお疲れさましたっ。

○菊○
posted by 150年前の栗原の食復活プロジェクト事務局 at 01:30| 宮城 晴れ| Comment(0) | 栗原の食復活日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月28日

本番トーク開始

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スタジオ狭いので、付きそいの私たちは局内のラジオでモニター中。
篤姫の婚礼の日の天気を、古文書4、50冊の日記から、割り出した話をしてます。
いい感じで、杉尾アナと幕末気象トークが弾んでおります
〜篤姫の音楽へ

○菊○
posted by 150年前の栗原の食復活プロジェクト事務局 at 23:57| 宮城 晴れ| Comment(0) | 栗原の食復活日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本番直前のスタジオ

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構成と割り振りの確認などして、健太郎さんはスタジオに入りました。一時間を越える生トークですから段取りも大変です。

○菊○
posted by 150年前の栗原の食復活プロジェクト事務局 at 23:11| 宮城 晴れ| Comment(2) | 栗原の食復活日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK「ラジオ深夜便」28日放送分のレシピ

事務局の菊地です。

料理書「大秘方萬料理方全」を所蔵されています、「たかまった」さんの許可をいただきまして、NHK「ラジオ深夜便」8月28日23時20分〜放送分の3品、レシピをご紹介します。試作記録のときに思った事を、ひとくちメモで記しました。

※事務局の許可無く、無断転載、商業利用はご遠慮ください。当記事へのリンク紹介はOKです。
NHK「ラジオ深夜便」




NHK「ラジオ深夜便」8月28日分レシピ

1)「南蛮漬の法」(南蛮漬け)--大秘方萬料理方全 その51番

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(材料) 
料理書記載の分量が多いので20分の1を( )内で併記しています。

醤油 1,800cc (90cc)

酢 5,400cc (270cc)

酒 9,000cc (450cc)

塩 1,800g (90g)

いわし 適宜
あじ 適宜

(つくりかた)
1 醤油、酢、酒、塩を合わせて煮立てて、冷ます


2 あじ、いわしの中骨をとり、厚めに切り、塩をふってすこし置き、1に漬ける

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(ひとくちメモ)
南蛮漬けしたお魚を薄く切り、大葉など季節の野菜を付け合わせにし、召し上がると、味の濃さを調節しながら、よりおいしくいただけます。押し寿司のネタにもおすすめです。




2)落雁の事(らくがん)--大秘方萬料理方全 その102番

らくがん


(材料)

道明寺粉(上南粉でもよい) 57g(1カップ)

白砂糖 110g(1カップ)

塩 3g

熱湯 15cc(大さじ1)

(つくりかた)
材料をボールなどに入れ、混ぜて練り合わせ、洋菓子用などのお好みの型に入れ、乾燥させれば出来上がり。

らくがん


(ひとくちメモ)
黒ごまをパラリと混ぜても、風味や見た目がよいです。小さめの器に入れて、あとで切って形を整えてもよいでしょう。市販のらくがんよりしっとりとしてシンプルな味ですし、作り方も簡単なので、皆でわいわい形作りを楽しみながら仕上げ、お茶するのもいいですね。



3)「木瓜もミ漬の事」(きゅうりもみ)--大秘方萬料理方全 その93番

きゅうりもみ


(材料)
きゅうり 5本
塩    適宜

(つくりかた)
1 きゅうりをよく洗い、5o厚さに切る

2 塩を振り、何度も揉み合わせる

3 青汁が出なくなるまで揉み、さっと水洗いをし、重石をのせておく。
※キュウリはもぎたてで、(小さめ)のほうがよい

(ひとくちメモ)
きゅうりは、若くて小ぶりのを厚めに切って、歯ごたえあるよう仕上げるのが、150年前風です。白ごまをぱらりと降るのもよい。写真は、きゅうりもみに麩を添えたものです。









posted by 150年前の栗原の食復活プロジェクト事務局 at 23:00| 宮城 曇り| Comment(2) | 「150年前の料理」レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK仙台にて

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よる10時ごろNHK仙台に入り、11時20分からの本番前の打ち合わせ中です。健太郎さん、緊張してます。このあと、スタジオにてサウンドチェックに入りました。

○菊○
posted by 150年前の栗原の食復活プロジェクト事務局 at 22:54| 宮城 晴れ| Comment(0) | 栗原の食復活日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK「ラジオ深夜便」出演で若柳を20時頃出発

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事務局・運転手 菊地です。

本日28日、23時20分〜NHK「ラジオ深夜便」
にプロジェクトリーダーの小野寺健太郎さんが生トーク出演のため、若
柳を20時頃出発します。
posted by 150年前の栗原の食復活プロジェクト事務局 at 18:17| 宮城 曇り| Comment(0) | 栗原の食復活日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月26日

8月28日23:20〜NHK「ラジオ深夜便」出演!

■8月28日23:20〜NHK「ラジオ深夜便」出演!



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8月28日(金)23時20分〜NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」は、仙台から杉尾アナウンサーがお送りします。

リーダーの小野寺健太郎さんが生トーク、また、たかまったの千葉さんが16日にインタビュー取材受けまして、きょうの料理風に三品のレシピを紹介します。





「温故知新で地域を豊かに」

○150年前の家庭料理よみがえる

<ゲスト>

郷土料理研究家 小野寺健太郎


よろしくおねがいしますー。
posted by 150年前の栗原の食復活プロジェクト事務局 at 13:28| 宮城 雨| Comment(0) | マスコミ取材・掲載情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月25日

「150年前の栗原の食復活」第3回試作レポート:8月4日

 東北は梅雨が明け切らないうちに秋がくるとかで、夏らしくない夏ですが、8月4日は、なんとか小雨降るも、お天気持ちました。ま、室内でやる料理試作だから、雨でもいいじゃないかという話もごさいましょうが、今回は、たかまったさんの庭で、七輪に炭火を起こして、焼き鳥をする計画があるので、晴れて欲しかったのです。

 今回で試作は3回目。出席は、料理スタッフのたかまった千葉静子さん、佐藤泉さん、中嶋美芳さん、試作初参加の菅原美代子さん、運営スタッフの鐙さん、小野寺健太郎さん、菊地の計7名、取材陣は、NHK仙台の杉尾さんと朝日新聞本社の大村さんが来てました。14時開始だったんですが、朝日の大村さんがちょい前に、たかまったさんに来たときは、なんとお屋敷に誰もおらず、犬と猫がお相手してたようです。当地ではよくあることなのですが、失礼いたしました。



試作した料理は、プレスリリースの通り、以下9品〜

1)鶏卵の色付の傳 かまほこ紅花留の法(玉子)
2)熨斗豆腐ニして菊とふふを拵る法(めん)
3)茄子、瓜、ささけ青漬の法(漬け物)
4)直に生麩の拵ひ様(ふ)
5)鯛の潮煮の事(鯛の潮汁)
6)揚麩の法ハ(ふ)
7)水仙玉子(玉子)
8)落雁の事(らくがん)
9) 焼鳥の仕様(焼き鳥)

150年前の栗原の食復活 料理試作

7月17日に仕込んだ、「かつおのたたき」の熟成発酵度合いを確認。
どれどれと壷を覗くと…
150年前の栗原の食復活 料理試作

なんかいい感じ。生臭さもかなり取れている。
150年前の栗原の食復活 料理試作

ちょいと舐めてみれば…

塩っぱいっ!たはっ。という感じでした。
150年前の栗原の食復活 料理試作

もうすこしまろやかになるといいけど、これはこれで、アンチョビみたいに、ニンニクとオリーブオイルでパスタ炒め、ちょいといれれば、すごくおいしそう。当時は、お酒の肴か、ごはんのおかずにしたのでしょうか。熟成進めば、魚醤として使ったのかもしれません。しかし、発酵の特性を巧みに使ったこの魚の保存食製法は、すばらしい。

今回は、玉子を素材に、美しく細工し、目で楽しむ料理がありまして、大変手間がかかりました。

料理スタッフの皆様、いつも大変おつかれさまです。試作も3回目になると、おいしいのができるのがわかってきまして、試食タイムがとっても楽しみになってます。
餅や、おにぎりなど加え、料理も揃い、撮影も終わり、乾杯〜。
しかし、今回の水仙玉子などは、ハレの料理なんでしょうね。当時玉子は高価だったんだろうし、それを存分に使い、細工を施し、美しく品の良い味に仕上げたのですから。

150年前の焼き鳥は、今とほぼ変わりませんが、塩焼きが基本で、焼いた後タレを漬けて食べるものです。今の付けダレの後、焼くやり方ではありませんでした。今回は地鶏を使い、ジューシーで贅沢な焼き鳥の味わいでしたが、実際はより小さい野鳥の肉を使っていたと思います。

竹串は、男衆の担当。裏山の竹を切って自作。杉尾アナウンサーもナタをふるう。
150年前の栗原の食復活 料理試作 焼き鳥

150年前の栗原の食復活 料理試作 焼き鳥

今回の試作は、手間のかかる料理が多くて、試行錯誤も多かったのですが、回を重ねるごとに料理書のレシピの正確さに驚きます。
例えば、鶏卵の色付の傳〜。作ってみたら大変美しいものができました。このような繊細な食の美もちゃんと追求してたのですね。
鶏卵の色付の傳

基本的に、料理書から口語訳したレシピには、何も足さなくても、素材の味を生かした、今においしいものが出来ることを、3回の試作を通して確信しました。当時は、食材の味そのものも、今とは違って天然無添加の濃いものだったのでは?と予想してみました。旬の味を存分に味わい、たくさん穫れたものは、保存食として活かす。魚のほかは、自分の土地で穫れた食物を自家製の味噌、醤油、塩、調味料で食べていたのでしょう。おそらくそのような食のスタイルが当時の上層大農家の標準だったと考えました。これらは、推測の域を出ませんが、今後、検証していきたいと思います。

「落雁の事」(らくがん)しっとりしてほんのり甘く、シンプルでおいしいお菓子ができました。
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posted by 150年前の栗原の食復活プロジェクト事務局 at 19:50| 宮城 霧| Comment(0) | プロジェクト試作ノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月10日

大崎タイムス(8月8日カラー特集号)に試作記事掲載されました

事務局の菊地です。

8月8日付「大崎タイムス」カラー特集号である、2009盛夏特集号に、7月25日の試作記事が一面の上半分にカラー掲載されましたので、紹介します。
掲載紙届けていただきました大崎タイムスさん、ありがとうごさいます。

8月8日付「大崎タイムス」

150年前の栗原の食復活プロジェクト

当時の料理本を解読

ふるさとの豊かさに気付く

独特の文化を再発見
地域の広がりに期待
〜解読を担当 小野寺さん〜


見開きで、右に150年前の栗原の食復活プロジェクト、左に登米の油麩丼という紙面構成でして、食対決みたいな感じになってました。どちらがおいしそうかは、写真と記事でご判断いただきたし。

posted by 150年前の栗原の食復活プロジェクト事務局 at 08:54| 宮城 雨| Comment(2) | マスコミ取材・掲載情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする