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障害者の就職６年ぶり減少

昨年度、岡山県内のハローワークの紹介で就職した障害者は７７８人で、６年ぶりに減少に転じ、岡山労働局では企業を個別に指導するなどして障害者の雇用を促すことにしています。

岡山労働局によりますと、県内のハローワークには、新たに仕事を探す障害者からの申し込みがことし３月までの１年間で２０２６件あり、前の年度から２００件あまり増えました。

一方でハローワークの紹介で就職した障害者は７７８人で前の年度に比べて５３人減り、６年ぶりに減少に転じました。

産業別に最も減少したのは製造業で前の年度に比べて５５件少ない１６４件となったほか、建設業や金融・保険業などで前の年に比べて減少しました。

岡山労働局は、「就職件数の減少の背景には去年、秋からの景気の後退が影響していると考えられる。今後、企業を中心に個別に指導するなどして障害者の就職を促していきたい」と話しています。