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最終更新日時：2009年9月2日 00:48

屋久島－大阪直行便就航片道９０分

需要のある路線は増便したいと話す社長

世界遺産の屋久島と大阪を結ぶ直行便が１日、就航し、大阪空港では、記念のセレモニーが行われました。大阪空港と鹿児島県の屋久島を結ぶ直行便は、1日１往復運行し、就航した１日は、午後１時１５分の初出航を前に搭乗口でセレモニーが行われました。これまでは、鹿児島で一度乗換えが必要だったため、片道２時間以上かかっていましたが、この直行便は屋久島までを１時間半で結び、乗り換えの手間がかかりません。また運賃も片道で５千円ほど安くなるということで、この日の便はほぼ満席となりました。利用客は「ことしは行く予定をしていなかったけど、直行便だと便利でいいかなと思った」と話し、日本航空・大阪支店長の山口栄一さんは「路線の改廃を進めているが、需要のあるとこには便を飛ばしたい」としています。長引く不況で減便が続く中、新たな路線の就航に航空会社は大きな期待を寄せています。

( 2009/09/02 0:48: 更新)

雇い止めで中国人男性がダイハツ相手に申し立て

契約とは違う仕事で体調不良に

自動車メーカーのダイハツに派遣され、働いていた中国人の男性が「休職を申し出た途端に解雇されたのは違法だ」として労働審判を申し立てました。申し立てをしたのは２７歳の中国人の男性で、２００６年１１月から３年間、ダイハツで派遣社員として、「専門的な設計の仕事に関わる契約」を派遣会社と結びました。しかし実際の仕事が契約と異なったため、男性はストレスから体調不良になり、ことし２月、１ヵ月の休職を申し出ました。これに対し、派遣元から「２週間以上休む場合は退職してもらう」と言われ、その後、解雇されました。男性側は「解雇は違法だ」としてダイハツに地位確認などを求めています。申し立てを行った男性は「本当に仕事に戻って、家にも仕送りをしたい。（ダイハツは）できれば早くこういう事件に対応して欲しい。」と話します。一方のダイハツは「コメントは差し控えたい」としています。

( 2009/09/02 0:44: 更新)

兵庫県高砂市　不審火で81歳女性が重体

放火の疑いも

１日未明、兵庫県高砂市の空き家などを焼く火事があり、８１歳の女性が意識不明の重体です。警察では放火の疑いもあるとみて捜査しています。１日午前０時４０分頃、高砂市高砂町の空き家で火事がありました。火は隣の家に燃え移り、約１時間後に消し止められましたが、空き家約７０平方メートルを全焼し、隣の家の２階部分も全焼しました。この火事で、延焼した家に住む無職の元藤末子さん（８１）が病院に運ばれましたが、煙を吸って意識不明の重体です。警察の調べによりますと、元藤さんは当時２階で寝ていて、空き家の火事に気づいて外に出た夫が家に戻ろうとしたときには煙が充満し、助けられなかったということです。現場は火の気も無く、空き家の前に置かれていた自転車やバイクが激しく燃えていることから、警察では放火の疑いもあると見て調べています。

( 2009/09/01 19:12 更新)

「政権交代」でＷＴＣ移転案は？

橋下知事、ＷＴＣ移転案を説明

大阪府庁のＷＴＣ移転に再び挑む橋下知事は、９月議会を前に各会派と意見交換を行いました。しかし、見通しは明るくないようです。
大阪府庁のＷＴＣ移転案を９月議会で成立させたい橋下知事は、１日に議会の各会派と意見交換を行い、「私としてはやはりＷＴＣへの庁舎移転が最良の選択肢と考えています。もう一度議論をお願いしたく思います」と訴えました。ことし３月の議会では否決された移転案。大阪府では、ＷＴＣの購入費を約２０億円少ない約８５億円とする新しい案をまとめました。
総選挙で橋下知事の支持を受けた民主党はすでに政権与党の風格を漂わせ、「投票率も上がりましたし、（総選挙を）生活者の身近なものにしていただいたのではないか、その点については感謝申し上げたい。我々は政府側で受け止めるということにもなるかと思いますので、十分ご相談して対応してまいりたいと思います」と答えました。また、新しい案を評価した上で、ＷＴＣを含めたベイエリアの都市構想を打ち出してほしいと注文を付けました。
一方、総選挙で惨敗した自民党からは、「『大阪の発展のため』『関西の発展のため』ということをいつもおっしゃるけど、そこを具体的に感じられるようなものは今後出てくるのでしょうか？」といった冷ややかな意見が相次ぎました。
橋下知事は「ＷＴＣについては厳しいですね。『一度否決したのに、もう一回出しやがって』と。民主党さんの方が若干積極的なのかなというふうに思ってます。でもこれは単純明白で、僕の総選挙におけるスタンスのせいだと思うんですけどね」と話していました。今月２５日に始まる大阪府議会、橋下知事は難しい議会運営を迫られそうです。

( 2009/09/01 19:12 更新)

大阪市　生活保護制度の改革求めプロジェクトチーム発足

平松市長「生活保護費の全額国庫負担が必要」

政令市で最も生活保護率が高い大阪市は生活保護の制度改革を国に求めるためプロジェクトチームを発足させました。生活保護の特別調査プロジェクトチームの初会合には平松市長らが参加しました。大阪市の生活保護率は政令市のなかで最も高い約５％で、市の年間予算の１５％にあたる２４００億円が生活保護費にあてられています。平松市長は国の全額負担を訴えていて、プロジェクトチームでの制度分析をもとに国に抜本的な改革を求める方針です。会合の後、平松邦夫市長は「生活保護制度について抜本的な見直しもされずに、貧困の連鎖という形を生んでしまっている現状がある、具体的に国に対して、あらゆる角度から制度を検証し、提言していきたい」と話しています。また、不正受給についても調査を行い全国に向けて情報発信を行うことにしています。

( 2009/09/01 19:11 更新)

「震度６強」を想定し防災訓練

巨大地震を想定（姫路港）

９月１日は防災の日です。兵庫県姫路市では警察や消防などが出動して、巨大地震を想定した大がかりな訓練が行われました。姫路港で行われた総合防災訓練には、警察や消防・自衛隊などから約2000人が参加しました。訓練は午前９時半、東南海・南海地震と直下型の地震が同時に発生し、姫路市内で「震度６強」を観測したという想定ではじまりました。現場では、倒壊家屋に埋もれた人を救出する訓練や、負傷者の治療の優先順位を決めるトリアージの訓練が本番さながらに行われていました。近い将来、東南海・南海地震は必ず起こるといわれているだけに、参加した人達は真剣に訓練に取り組んでいました。

( 2009/09/01 14:16 更新)

地デジ中継局　和歌山県南部に完成

２０１１年７月２４日から、地上デジタル放送に完全移行へ

２０１１年７月２４日からの地上デジタル放送への完全移行を前に、和歌山県南部にこのほど中継局が完成し、記念イベントが開かれました。和歌山県新宮市と串本町に民放５社とＮＨＫの中継局が完成し、１日から新宮市、串本町とその周辺地域で、地上デジタル放送が受信できるようになりました。中継局の開局にあわせて、新宮市にある世界遺産「熊野速玉大社」では、記念イベントも開かれました。イベントには地上デジタル放送のキャラクター地デジカなどが参加して、地上デジタル放送への完全移行を祈願するとともに、巫女さんによる舞が奉納されました。地上デジタル放送の受信には、対応するテレビかチューナーが必要で、完全移行するとアナログテレビでは受信できなくなります。

( 2009/09/01 14:15 更新)

元教師の殺害認める　死体遺棄の交際男

平間洋臣容疑者は「元女性教師に多額の借金があった」と供述

去年１１月、中学校の元女性教師の遺体を兵庫県加西市の休耕田に埋めたとして逮捕された元交際相手の男が、殺害についても認めていることが分かりました。死体遺棄の疑いで逮捕された兵庫県稲美町の無職・平間洋臣容疑者（２８）は去年１１月、交際していた元・中学校教師の児玉京子さん（３７）の遺体を知人の男２人とともに、加西市の休耕田に埋めた疑いがもたれています。その後の調べで、平間容疑者は、「首を絞めて殺した」と児玉さんの殺害についても認める供述をしていることが新たに分かりました。また平間容疑者は「児玉さんに多額の借金をしていた」と話しているということです。児玉さんは勤務していた中学校から、５５０万円を横領したとして刑事告発されていて、警察は２人の間に金銭トラブルがあったとみて、殺害について慎重に捜査を進めています。

( 2009/09/01 12:37 更新)

ＷＴＣ購入費「８５億円」に理解求める

民主党議員に説明する橋下知事　

ＷＴＣへの大阪府庁移転を目指す橋下知事は、購入費を約８５億円とする移転案に理解を求めるため、各会派との意見交換を行なっています。大阪府の橋下知事は、ことし３月の議会で否決されたＷＴＣへの大阪府庁移転案を今月末からの議会で再び提案するため、自民党の府議会議員に移転の必要性を説明しました。大阪府はＷＴＣの購入費を約８５億円とする計２０６億円の移転案をまとめていますが、議員からは、「堺市民、摂津市民もいるなかでの大阪府民ということが抜けている。大阪市民がよくなったと言っても、そこは誤解のないように」といった否定的な意見が相次ぎました。橋下知事は民主党の議員に対して説明を行っていて、午後には他の会派とも意見交換する予定です。

( 2009/09/01 12:31 更新)

プロレスラーら４人　サル虐待で書類送検

ニホンザルを自治体に無許可で飼育していた容疑（ブログの画像）

神戸市のプロレスラーら４人が飼育に許可が必要なニホンザルを無許可で飼い、首を絞めるなどの虐待を加えたとして書類送検されました。動物愛護法違反の疑いで書類送検された、「ドラゴンゲート」所属のプロレスラーの男ら４人のうち３人は今年４月、神戸市内の練習場でニホンザルの首を絞めたり、火をつけたりするなどの虐待を加えた疑いがもたれています。またもう１人は、飼育に必要な自治体の許可を得ずに８年余り飼っていた疑いがもたれています。目撃したタクシー運転手は、「後ろから来て不意に殴ったり、つついたりはよくしていた」「（サルは）鎖につながれ、逃げられないから走り回るような感じだった」と話していました。虐待は別のレスラーが画像を個人のブログに掲載していて、通報を受けた神戸市が調査をしていました。書類送検を受けて、ドラゴンゲートは「本人達に虐待の意思はなかった」などとしていますが、「厳粛に受け止め、然るべき判断を仰ぎたい」としてます。

( 2009/09/01 12:23 更新)

パチンコ強盗に関与認める　逮捕の窃盗男

「パチンコ店を襲った」と供述

去年９月、大阪府柏原市でパチンコ店から現金６００万円あまりが奪われた事件で、別の窃盗事件で逮捕された男２人が犯行への関与を認めたことがわかりました。この事件は去年９月、柏原市片山町の「パチンコ・タウンスポット」に２人組の男が押し入り、男性従業員２人をナタのようなもので脅して粘着テープで縛り上げ、売上金約６１０万円を奪って逃げたものです。男らは犯行の際、「中国人をなめるなよ」と脅していました。大阪府警のその後の調べで、自動車を盗んだとして、今年６月に逮捕された日本人で、３０歳代の暴力団員の男２人が「パチンコ店を襲った」と供述していることがわかりました。大阪府警は２人の供述の裏づけ捜査を慎重に進めています。

( 2009/09/01 12:17 更新)

漢検が元理事長らに２７億円の損賠提訴

日本漢字能力検定協会は、背任の罪で逮捕・起訴された大久保昇前理事長親子と関連企業４社に対し、およそ２７億円の損害賠償を求める訴えを起こしました。訴えによりますと、大久保被告らは漢字検定協会の承認を得ずに自ら経営する４社に書籍の販売や採点業務などを依託し、多くの損害をもたらしたとされます。協会は、時効がきていない過去１０年分の損害として、およそ２７億円の支払いを大久保被告側に求めています。これまで協会は任意の交渉で損害賠償を求めていましたが、大久保被告側が裁判での解決を求めていることもあり、話し合いによる決着は不可能と判断して提訴したということです。大久保被告らは関連会社２社との取引で、協会に損害を与えた背任の罪で起訴されていて９月１８日に初公判が開かれます。

( 2009/09/01 10:30 更新)

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