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「サンミュージック」引責人事、相澤社長降格

9月2日7時52分配信 サンケイスポーツ

「サンミュージック」引責人事、相澤社長降格
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社長から副社長に降格したサンミュージックの相澤正久氏(写真:サンケイスポーツ)
 酒井被告を28日に解雇した大手芸能事務所「サンミュージック」の相澤秀禎会長(79)が相談役に退き、相澤正久社長(60)が副社長に降格したことが1日、分かった。看板スターの逮捕、起訴という異常事態を受け、トップ2人が管理責任を取る形で苦渋の決断を下した。

 関係者によると、1日朝、父である会長から息子の社長に退陣の申し出があり、社長も自らの降格を決意。同日午後、東京・四谷の事務所で緊急役員会議を開き、同日付の緊急人事を決めた。

 当面は社長不在となる。事務所は「ご迷惑をおかけした皆さまが納得するまで」と時期を明かさなかったが、半年から1年は空席が続くとみられる。さらに社長をはじめ役員の減給処分も行われる見通しだ。

 サンケイスポーツの取材に相澤社長は「世の中に迷惑をかけたことを真摯に受け止め、ペナルティーを科すことは大事。われわれは再生するためにがんばるだけ。酒井も自分で考えて更生してほしい」と話した。

 相澤社長は2004年12月、当時社長だった父の後を継いで就任。一方、創設42年の老舗芸能事務所を立ち上げた会長は相談役となり、経営の第一線から退く。歌手、松田聖子(47)ら大スターを次々に送り出し、サンミュージックの“顔”としてマスコミに登場してきた会長の退陣は、「再生」への第一歩となるか−。

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最終更新:9月2日8時20分

サンケイスポーツ

 
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