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銀行員の過剰報酬、返還検討を=上限設定には消極的−英首相

9月1日21時45分配信 時事通信

 【ロンドン時事】ブラウン英首相は、1日付の英紙フィナンシャル・タイムズとのインタビュー記事の中で、金融機関の過剰な報酬問題について、「ボーナスは短期の投機的な利益ではなく、長期的な成功に基づくべきだ」と述べ、後に成績が悪化した場合には報酬を返還させるべきだとの考えを明らかにした。ただ、銀行のボーナスに上限を設定する案に関しては、実施は困難として消極姿勢を示した。
 一方、金融機関の自己資本比率規制の問題については、ロンドンで4、5の両日開催される主要20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議で取り上げ、各国規制当局に比率の引き上げを求めていくと強調した。 

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最終更新:9月1日21時55分

時事通信

 

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