鳩山代表は野心的な政治家とは違う〜米紙
9月1日15時33分配信 日本テレビ
8月30日の衆議院議員選挙での民主党圧勝で誕生する新政権について、アメリカ政府は「日米の同盟は維持される」と強調した。また、新政権を担う要人の素顔にも関心が集まっている。ホワイトハウス・ギブス報道官は8月31日、初めて新政権について言及し、「日米の関係は強固だ。誰が首相になっても、どの党が権力を握っても、その関係は継続されるだろう」と、日米の強固な関係は維持されると強調した。
また、新聞各紙は軒並み1面で伝えた。日本の政治の動きをこれほど大きく扱うのは珍しい。
新政権を担う要人の素顔にも関心が集まっている。「ワシントン・ポスト」紙は、民主党・鳩山代表について「とても金持ちで高貴な一家の出身」とし、キャッチフレーズの「友愛」を取り上げ、「政治がいかに愛なのかを説くところが、日本の野心的な政治家とは違う」と指摘している。
また、イギリスの「タイムズ」紙は、民主党・小沢代表代行を「シャドー・ショウグン」というタイトルで紹介し、「小沢氏の存在が新政権にとって最大の脅威になるかもしれない」と報じている。
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最終更新:9月1日15時33分