感想書く際引用しやすいように印象的なセリフだけ書き起こそうと思ってとりかかったんだが気が付くと半分近く書き起こしてた。そんなら全セリフやっちゃおうかなー、でももう同じことやってる人間いそうだなーと思いググったらそんな暇人いなかったんでやっちゃいました。これでおれがネットNO'1のスカイクロラファンだいばかばかばーか！
抜け、誤字などは随時修正します。



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0：00：51　PRODUCTION I.G




0：01：00　オープニング
パイロット2：（英語）警戒！上方に敵機　回避せよ
パイロット1：（英語）被弾した　制御不能　脱出する！
パイロット2：（英語）”ティーチャー”だ！
パイロット4：（英語）後ろにつかれた　助けてくれ！
パイロット3：（英語）”ティーチャー”を撃墜する！


0：02：49　雲海　アバンタイトル


0：05：13　兎離洲基地滑走路
バセット：鳴き声
笹倉　　：やあ
優一　　：あなたは？
笹倉　　：ここの整備士のササクラ
優一　　：僕はカンナミ・ユーイチ　よろしく
笹倉　　：女の整備士は初めてかい？
優一　　：いや　以前にもどこかで…
笹倉　　：そりゃよかった　あれがあんたを乗せる機体だ
優一　　：これじゃダメなの？
笹倉　　：その機体は業者が回収しに来る
優一　　：同じじゃないか　できれば変えたくないな
笹倉　　：乗ってみればわかる　それにこれはここのボスの命令
優一　　：あの機体の前任者は？
笹倉　　：どうして？
優一　　：引き継ぎとか　いろいろあるだろ
笹倉　　：だったらボスに聞いてごらん


0：07：42　兎離洲基地司令室
水素：どうぞ
優一：本日配属されましたカンナミ・ユーイチです
水素：クサナギ・スイトです　早かったのね　夕方だと思っていたけど
優一：太陽があんまり眩しかったから
水素：カミユ？　204号室を　同室にトキノという男がいる　明日の午後彼と飛んでもらう
優一：あの…
水素：悪い
優一：失礼します


0：08：52　自室　荷物を確認する優一　基地外周　折れたマッチを拾う水素
バセット：鳴き声


0：09：57　談話室　　
優一　 ：今日配属になったカンナミです
湯田川：俺はユダガワ　あいつがシノダ・ウロユキ
優一　 ：ここパイロットは何人いるの？
湯田川：常時いるのはこのところ3人かな
優一　 ：それは君と彼を入れて？
湯田川：今日からは4人だ　おたくを入れて
優一　 ：たったの4人？
湯田川：そうたったの　それと麗しきクサナギ氏を入れて飛べるのは5人だよ
優一　 ：彼女も飛ぶんだ？
湯田川：また朝帰りか
土岐野：あんた誰？
優一　 ：カンナミ　今日配属になった
土岐野：ああ　あんたか　同室のトキノ
優一　 ：知ってる　部屋も見てきたし
土岐野：明日一緒に飛ぶってのは？
優一　 ：それも
土岐野：じゃ　よろしく


0：12：10　ラウテルン社テストライン工場偵察
バセット：鳴き声
土岐野 ：（英語）まさか初めてってことはないよな？
優一　　：（英語）任務が？それとも機体？
土岐野 ：（英語）機体
優一　　：（英語）”散香”ならずっと乗ってる
土岐野 ：（英語）諒解
優一　　：（英語）僕を試した？
土岐野 ：（英語）相棒がチキンじゃないことが判った
　
土岐野　：（英語）動きはないみたいだな　帰ろう
優一　　 ：（英語）諒解　
優一　　 ：（英語）警戒！敵機3　前方10時方向
土岐野　：（英語）食らったか？
優一　　 ：（英語）全然
土岐野　：（英語）何機やった？
優一　　 ：（英語）2機
土岐野　：（英語）ブラボー！


0：16：07　兎離洲基地滑走路
バセット：鳴き声
笹倉　　：お帰り
優一　　：ただいま
土岐野 ：オリャッ！ハハハ


0：17：06　司令室
水素　 ：こっちの損傷は？
土岐野：ゼロ
水素　 ：ラウテルン社のテストラインは？
土岐野：停止したまま動きなし
水素　 ：そう　ご苦労さま
土岐野：失礼しまーす
優一　 ：あの　ひとつ質問してもいいですか？　僕の前にあの機体に乗っていた人のことですけど
水素　 ：クリタ・ジンロウ　ここに赴任したのは7か月前　63回出撃　なかなかの腕前だった
優一　 ：どこへ行ったんですか？
水素　 ：その質問には答えられない
優一　 ：転出した理由は？
水素　 ：同じく
優一　 ：死んだ？
水素　 ：そうだとしても君の置かれた状況に差はない　いるかいないか　人の状態はこの2つしかない
優一　 ：飛行機を引き継ぐときは通常は前任者とコンタクトを取るものですよね？もちろん前任者が生きている場合だけですけど
水素　 ：あの機体はまだ新しい　その必要はないと私が判断した　何か不満が？
優一　 ：いえ　最高の機体でした
水素　 ：他には？
優一　 ：あなたはキルドレですか？
水素　 ：…他には？
優一　 ：あなたも煙草を吸うんですね　煙草を吸わない上司は信用しないことにしてるんで
水素　 ：何の根拠があって？
優一　 ：なんとなく　今までの経験上
水素　 ：経験？フッ　もういいかしら
優一　 ：失礼します


0：19：18　談話室
土岐野：あんな短い時間でどうやって2機も落とした？
優一　 ：お世辞？
土岐野：そういうのは苦手だ
優一　 ：たまたま相手がビギナーだっただけ
土岐野：謙遜？
優一　 ：そう
土岐野：前はどこにいた？
優一　 ：さぁ…もう忘れた
土岐野：今夜出かけないか？　
優一　 ：どこへ？
土岐野：一応案内するのがさ　つまり俺の役目かなって


0：19：50　ドライブイン
優一　　 　：ここは？
土岐野　　：ミートパイがうまいんだ　腹減ってるだろ？
キャスター：（英語）ラウテルン社の双発戦闘機”レインボウ”3機が墜落　パイロット2名が死亡　1名が重傷を負った模様　10月5日18時現在欧州の北部戦域では今年3月に欧州連合との契約を延長したロストック社が…
土岐野　　：ここんところ俺達のワンサイドだしそろそろラウテルンの巻き返しがあるかもな
ユリ　　 　 ：あのニュースあなたたちのことでしょ？おめでとう
土岐野　　：あー　俺はビール　こいつにミートパイと…
優一　　　 ：コーヒー　ここが案内すべき店？
土岐野　　：ここはポイント1だ　物事には順序ってもんが…あっ
笹倉　　　 ：………
土岐野　　：あー　アッハハ　前任者のことを教えてやろうと思って
笹倉　　　 ：………
土岐野　　：あーママに睨まれちまった
優一　　　 ：ママ？
土岐野　　：彼女俺達の機体の面倒を見てるだろ　だからママさ　ポイント2が来たぜ
クスミ　 　：ハーイ　ナオフミ
土岐野　　：ハーイ！こいつは新しく入ってきたカンナミ・ユーイチだ
クスミ　 　：私クスミ　よろしくね
フーコ　 　：フーコよ
優一　　 　：よろしく


0：22：50　クスミの車
土岐野　 ：どうだった？
優一　 　 ：何が？
土岐野　 ：ミートパイ
優一　 　：おいしかったよ　なんだか食べたことがあるような味だった
土岐野達：笑い声


0：23：40　娼館
土岐野：だから大丈夫だって
クスミ：フフッ
土岐野：ここにもだいぶ前に来たことがあるだろ？
優一　：どうかな
クスミ：バーイ　ユーイチ
土岐野：またあとでな
女Ａ　：スイトさんは？
女Ｂ　：あのこわーいお嬢さんお元気？
フーコ：行こう
女達　：よろしくねボーイ


0：23：22　フーコの部屋
フーコ：いい匂い　あなたが来たってことはジンロウは死んだってことよね
優一　：さあ　ジンロウって誰なのか知らないから
フーコ：何か飲む？
優一　：できたらコーヒーがいいけど　どんな人だったの？その…ジンロウって人
フーコ：優しかったわ　あんたみたいに甘い顔で柔らかく笑う　なのに何かに行き詰ってるような…見てると不安になった
　　　　　聞いたことがあるの　「心をいつもどこに置き忘れているの？」って
優一　：彼はなんて？
フーコ：答えなかった　でも私は「空なのかな」って　「だったらいいのになあ」ってそう思ってた
優一　：君はどれくらいここにいるの？
フーコ：「君」って…それ私のこと？フッ　おかしい…
優一　：君と僕しかここにいないけど
フーコ：「僕」だって　子供みたい
優一　：僕は子供だよ
フーコ：ねえ　空飛ぶの好き？
優一　：うん　好きだよ　
フーコ：よかったね　また来てくれる？
優一　：うん
フーコ：きっとだよ


0：26：29　兎離洲基地
笹倉：おかえり　どうだった？
優一：なんだか体にしっくりくる　違和感を感じない
笹倉：そりゃそうさ　私の腕は完璧だからね
優一：前にこれに乗ってた人ジンロウっていうんでしょ？どうして死んだの？機体が残ってるってことは撃墜されたわけじゃないんだ？
笹倉：早く戻って寝な


0：28：06　優一の部屋を訪れる水素
バセット：鳴き声


0：29：35　兎離洲基地滑走路
笹倉：どうした
優一：オイル漏れみたい
水素：何があったの
笹倉：オイル漏れのようです
水素：トキノは？
優一：じきに戻ると思います
水素：原因を明らかにして報告書を出して


0：30：35　談話室
優一　　：ん？
瑞季　　：あなた誰？見かけない顔だけど
優一　　：カンナミ　ここのパイロット
瑞季　　：カンナミなんていうの？
優一　　：ユーイチ
瑞季　　：私はクサナギ・ミズキです
優一　　：えっ
瑞季　　：クサナギ・スイトの妹　よろしくねユーイチ君
優一　　：ああ　よろしく
瑞季　　：何をよろしくなの？
優一　　：君が先に言ったんだよ
瑞季　　：私のよろしくはお友達になってお話をするって意味
優一　　：僕もだいたいそれ　何か飲む？
瑞季　　：ええ
優一　　：何をしにここへ？
瑞季　　：学校がお休みなの　だから遊びに　姉さんはダメだって言ってたけど来ちゃった　で今は姉さんのお仕事の邪魔にならないように一人で探検しているところ
優一　　：ふーん
瑞季　　：何か楽しいことしない？
優一　　：たとえば？
瑞季　　：んーと　いつもは何をしてるのかな
優一　　：特に何も　君に誇れるようなことはしてない
瑞季　　：ゲームとかそういうのは？
優一　　：ない
瑞季　　：子供なのに？
優一　　：そう
瑞季　　：ふうん　ユーイチ君はキルドレなの？
優一　　：そうだよ
瑞季　　：あなたたちって大人になれないんでしょう？
優一　　：うん
瑞季　　：どうして大人になれないの？
優一　　：なれないんじゃなくてならないんだ　君は大人になりたいと思う？
瑞季　　：うーん　どうだろう
優一　　：だろ？
バセット：鳴き声


0：32：49　滑走路
バセット：鳴き声
土岐野　：あ？


0：33：14　格納庫
瑞季　　：すごーい
優一　　：あっ　見ちゃだめだ　目を痛めるよ
瑞季　　：あっ！もう意地悪！
優一　　：すみません　その溶接眼鏡貸してもらえませんか？光るところを見せてあげてほしいんだ
笹倉　　：はあ…ニキ！
ニキ　　：はーい
瑞季　　：ありがとう　わっ　何も見えないこれ　わっ　バアー！
バセット：怯えた鳴き声
笹倉　　：危ないから近くには寄っちゃダメ　分かった？
瑞季　　：はーい
土岐野　：ご苦労さん
優一　　：遅かったけど？
土岐野　：ああ　せっかく上がったんだし軽く偵察をね
　　　　　　ありゃ妹なんかじゃない
優一　　：どういう意味？
土岐野　：娘ってことさ　戻りましたあ
水素　　：報告は後でいい
土岐野　：了解
水素　　：悪い
優一　　：いえ
水素　　：あの子を見てるとときどき自分が嫌になる
優一　　：どうしてです
水素　　：あの子はもうすぐ私に追いつく　そしたらどうしようか
　　　　　　お願いがあるんだけど　見学者が来る　相手してもらってもいいかな？
優一　　：僕でいいんですか？
水素　　：私はあの子を連れて帰るから
優一　　：わかりました
水素　　：帰るわよ
瑞季　　：えーっ


0：34：53　テラス
湯田川：見学者だって？前にも一度来たことがある　うちの会社のスポンサー関係とかうちの会社を応援してますってやつらの集まりだ　そういうのってどう思う？
優一　：そういうのって？
湯田川：見学するって発想そのものがさ
優一　：別に何も
篠田　：きっとぶっ殺してやりたくなるぜ
湯田川：あの女ならとっくに撃ってる
優一　：あの女って？
湯田川：2階の彼女
優一　：クサナギ氏が？
湯田川：ああ
優一　：どうして？
湯田川：いつも拳銃を持ってる　お前クリタ・ジンロウのこと聞いたか？
優一　：どんな話？
湯田川：あの女が撃ったんだ
優一　：なぜ？
湯田川：そうら　おいでなすった



0：37：26　見学者来訪
優一　　　：（英語）ここが格納庫です
バスガイド：（英語）写真を希望される方はいらっしゃいますか
中年女性Ａ：（英語）こんにちは
優一　　　：（英語）こんにちは
中年女性Ａ：（英語）うちは家族であなたたちの会社を応援しているんですよ
優一　　　：（英語）ありがとうございます
中年女性Ａ：（英語）あれはあなたの飛行機？
優一　　　：（英語）ええ
中年女性Ｂ：（英語）どんな感じ？
優一　　　：（英語）何がですか？
中年女性Ｂ：（英語）空を飛んでいるときのことです
優一　　　：（英語）どんな感じって言われても…
中年女性Ｂ：（英語）たとえば相手を撃ち落とした時とか
優一　　　：（英語）「勝った」と思います
中年女性Ｂ：（英語）飛行機に撃墜マーク描かないの？
優一　　　：（英語）ええ僕は　描く人もいますけど
中年女性Ｂ：（英語）なんかゲームみたいね
中年女性Ｃ：（英語）戦争は醜いものです　でもあなた方のおかげで私たちは平和に暮らせるんです
優一　　　：（英語）仕事ですから
バセット　：鳴き声
優一　　　：あっ
土岐野　　：墜ちるな


0：39：03　散香墜落現場
水素　：うちの社のパイロット？
土岐野：同じ機種ですから　隣接する戦区の奴が流れてきたのかも
女性　：（英語）あぁ…なんて事だろう　可哀想に
水素　：（英語）可哀想なんかじゃない！
水素　：可哀想なんかじゃない！可哀想なんかじゃない！同情なんかであいつを侮辱するな！
笹倉　：落ち着け


0：41：13　ドライブイン
キャスター：（英語）墜落した機体は第202管区ロストック社の第502スコードロン所属”散香Ｂ”と発表されましたが詳細は不明のままです
　　　　　　　　　　　同社広報部はこの件に関する質問には応じられないと…
マスター　：呼ぶかい？
優一　　　：誰を？
マスター　：いや、つまり…
優一　　　：ああ　いや　これを食べたらすぐ戻るから

優一　　　：カンナミです
水素　　　：どこにいる？
優一　　　：ドライブイン
水素　　　：ああ悪い　立て込んでる　切るよ
優一　　　：そっちに向かってる　フォーチュンが3機
水素　　　：2機だ
優一　　　：違う　3機だ
水素　　　：見たの？
優一　　　：はい
水素　　　：こっちまであとどのくらい？
優一　　　：おそらく5分はかからない
水素　　　：それなら一息つける　カンナミは戻れないな
優一　　　：僕の飛行機は？
水素　　　：あたしが乗る
優一　　　：お願いします
マスター　：戻るのかい？
優一　　　：今戻っても飛行機は残ってないけど
ユリ　　　：気をつけてね
優一　　　：何に？

クスミ：ユーイチ！ユーイチ！
フーコ：ユーイチ！大丈夫なの？なんかおっきいのが飛んでったよ？
優一　：もうとっくにやられてる
クスミ：ナオフミは？
優一　：分からない
フーコ：ねえこっちに乗ったら？　
優一　：これを置いてくわけにはいかないんだ　借り物だから
フーコ：じゃあ先行ってるよ
優一　：ああ


0：43：55　兎離洲基地
バセット：鳴き声
優一　　：全部無事に飛べた？
笹倉　　：カンナミの機体が一番大変だった　今スピナー無しで飛んでる
　　　　　　燃料入れてる暇もなかったしもうそろそろガス欠かも
優一　　：クサナギさんが乗ってる？
笹倉　　：そう
クスミ　：ナオフミだ　ナオフミーッ！
笹倉　　：あのおネェちゃんたち今のうちに出した方がいいな　クサナギ氏が帰ってきたら怒鳴られるよ
優一　　：誰が怒鳴られるの？
笹倉　　：ユーイチに許可をもらったって言ってたけど
クスミ　：ユーイチ！無事だって分かったからもう帰るね　バイバーイ　ユーイチ！

水素　：余計な事をするな　トキノ遅いな
優一　：無事なのは確かです　さっきこの上を旋回してたから
水素　：どこかに降りてるなあいつ
　　　　　私だ　戦区司令部を
　　　　　悪い　煙草持ってない？
　　　　　クサナギです　部長につないでください　いいから部長を出して
　　　　　ええ　奇跡的に　被害は大したことありませんがそれは相手がヘマをしただけのことです　なぜ連絡が遅れたんです？
　　　　　理由になりませんね　今からそちらへ参ります
　　　　　ユダガワ！私が戻るまで上のデスクにいてもらえる？緊急の連絡が入るかもしれないから
湯田川：いいですよ　飲み食いしていいなら
水素　：もちろん　カンナミ一緒にきて


0：47：44　司令部へ
優一：飛ばしすぎじゃない？
水素：ごめん　そういう気分なの
優一：トキノだ
水素：やっぱり道草してたのね　ドライブイン前の直線道路緊急着陸に手頃なんだ　コーヒーを飲むためのね


0：48：41　司令部入口
水素：わざわざお出迎えありがとうございます
本田：久しぶりだね
水素：つまり中には入れないつもりなのね　変だな　見たところ台風の被害にあったわけでもなさそうだし
　　　　私の部下です　体力を消耗するかもしれないと思ったから　そしたら運転してもらおうと思って
本田：そうか　君が例の
　　　　あ…　部長は外出中なんだ
水素：部長の部屋に行けば外出中かどうかぐらい私にだって分かります
本田：ね　君がここまで来たことでもう十分に事態の重要さは分かったし　つまり気持ちも伝わったと思うんだ
水素：勘違いしないで　私は自分を殺そうとした奴の顔が見たいだけ
本田：全く大人げない　子供はこれだから困る　あ…いや失礼
優一：いえ　その通りですから　でも明日死ぬかもしれない人間が大人になる必要ってあるんでしょうか？


0：50：08　ゲストルームへ
水素：その先右に曲がって
優一：えっ？
水素：ちょっと寄ってほしいの


0：50：27　ゲストルーム
水素：連絡は？そう　ええ　もういいわ　休んで　ありがとう
優一：ここは？
水素：ゲストルームみたいなもの　社員は使う権利があってたまには使わないといけないってわけ　誰も二度は来ないけど
優一：じゃあみんな一度は来てるわけ？クサナギさんと
水素：2人だけで来るってことはあまりないね
優一：どうして？
水素：お腹空いたでしょ　冷凍しかないけど何か作るよ

水素：よく食べられるね
優一：なぜ？
水素：相当不味いよこれ
優一：でも食べてもいい材料で作ってるんでしょ？これ
水素：帰るの？泊まっていってもいいんだよ
優一：ジンロウって人もここに泊まったことがある？
水素：ええ　なぜ？
優一：湯田川さんが変なことを言ってた　あなたがジンロウを殺したって
水素：もしかして…君も殺してほしい？


0：53：40　ティーチャーとの遭遇
優一　：（英語）燃料切れまで5分
湯田川：（英語）戻ろう　右旋回160度　同高度を維持
　　　　　　　　　警戒！敵機2時方向　爆撃機2
優一　：（英語）護衛戦闘機だ
湯田川：（英語）双発か？
優一　：（英語）牽引式だ　スカイリィだと思う
湯田川：（英語）確かか！？
優一　：（英語）間違いない
湯田川：（英語）確認する　そのまま戻れ
優一　：（英語）単機で？戻れ湯田川　湯田川何処にいる　応答しろ
湯田川：（英語）スカイリィだ　ボンネットに黒豹　ティーチャーだ！
優一　：（英語）ティーチャー？
湯田川： 逃げろユーイチ！
優一　：（英語）湯田川無事なのか？何処にいる応答しろ！


0：56：12　司令室
水素：ユダガワは「ティーチャーだ」と？
優一：ええ
水素：もういいわ


0：56：49　談話室
優一　：海の上だった　あっという間に沈んだよ
土岐野：見たのか？
　　　　　スカイリィなんて今までこの戦域を飛んじゃいなかったからな　ユーイチの見た機体がティーチャーかどうか確かめたかったんだろう
優一　：ティーチャーって？
土岐野：奴に空の上で出会ったら生きて戻れない　ラウテルン社のエースパイロットだそうだ　ここしばらくスコアが一方的だったから他の戦域から回されてきたのかもしれない
篠田　：ありそうな話だ
優一　：ティーチャー…
土岐野：これは噂だけど奴は俺達とは違う　大人なんだそうだ
優一　：戦闘機のパイロットなのに？
土岐野：ああ　大人の男だ
優一　：大人の男…


1：01：05　格納庫
バセット：鳴き声　


1：01：35　談話室
優一　：連絡は？
土岐野：何もなしだ　俺は言ったんだ　もう戻ろうってな　雲行きが怪しいし燃料もやばかった　彼女もそれに同意した
優一　：じゃあなぜ？
土岐野：遠くに敵機を視認して編隊を離れた　まだ戻ってないところを見ると…
篠田　：ビールはやめとけ　天候が回復したら捜索に飛ぶかも知れん
土岐野：ティーチャーだったんだ！
篠田　：黒豹のマークは？
土岐野：それが見えるほどの距離だったら俺だって残ってた
優一　：彼女がティーチャーに拘る理由は？
土岐野：本人が戻ってきたら聞いてみな
篠田　：戻ってこれたら…な


1：03：17　談話室
バセット：鳴き声
笹倉　　：道を開けなさい！
篠田　　：医者だ！救急車だ！
笹倉　　：毛布をもってこい！
フーコ　：うちの近くに不時着したみたい
優一　　：ありがとう
フーコ　：あの人のああいう姿前にも一度見たことがある
優一　　：えっ？
フーコ　：まっすぐで…ここがぶつかっちゃってる感じ
　　　　　　あの人昔一度うちに来たことがあるの　私の客に会いに　私を追い出して何時間も出てこなかった　あの人危ないよ
笹倉　　：何を見てるのさ！外に出ていなさい！
篠田　　：はい！
土岐野　：はい！
水素　　：煙草　ある？
　　　　　　迷惑掛けてすまなかった　みんなにもそう言っておいて
笹倉　　：気を失っただけ　見たところ骨も内臓も大丈夫そうだから医者が到着するまで寝かせておいた方がいい
　　　　　　大規模なプロジェクトがあるらしい　たぶんうちの飛行隊も移動することになる　
優一　　：移動？
笹倉　　：一時的なものだろうけど　この戦域を離れる前に決着をつけておきたかったんだろうね
優一　　：ササクラさんクサナギさんと長いんだよね？
笹倉　　：それが？
優一　　：ミズキって女の子　クサナギさんの娘の父親ってもしかして
笹倉　　：医者が来るまで私がついてる　もう休みなさい


1：07：32　三月兎基地
土岐野：どこへ行ってもおんなじような連中しかいねえよなほんと　こんな奴初めて見たぜっていうような奴には最近めったにお目にかかれないもんな
優一　：双子のパイロットって珍しくない？
土岐野：前にも何人かいたさ　どちらか片方だけが帰ってこないっていうのはまずないな
三ツ矢：何やってんの？あんたたち　それは子供が乗るもんだよ
土岐野：一応俺も子供だけど
三ツ矢：フンッ　カンナミっていう人まだ会場にいる？　
優一　：もういないと思うけど
三ツ矢：じゃあ部屋？
優一　：まだだと思う
三ツ矢：もしかしてあんた？
優一　：まあね
三ツ矢：どうして最初から言わないの？
優一　：聞かれなかったから
三ツ矢：なんだか全然だよ　想像と違ってたな
土岐野：俺はトキノだけど想像と違ってた？
三ツ矢：私はミツヤ　よろしく
土岐野：よろしくー
三ツ矢：明日が楽しみだな
土岐野：なんなんだあの女


1：09：57　洗面所
土岐野：なかなか上等だったな
優一　：なにが？
土岐野：昨日のあの女
優一　：ああ
土岐野：エースだってよ
優一　：へえ
土岐野：女のエースってのはままならないもんだ
優一　：男のエースだってままならないと思うけど
土岐野：男なんてどうだっていいんだよ　お前だってうちのエースじゃないか
優一　：クサナギ氏も凄かったらしいね
土岐野：はぁ　ほんとどうにかしてほしいよな　まあ　お前はお前で自由だから
優一　：何が？
土岐野：好きにやれってことだよ


1：10：53　会議室
山極　：諸君は今日の午後これまでにない大きなプロジェクトに参加することになる　目標は中部戦域にあるラウテルンの最大拠点だ
　　　　　まずこの基地からは君たちの戦闘機が8機飛び立つ　そして各基地からの戦闘機が徐々に集まり最終地点までに80機になる
　　　　　その他に中爆30　高高度には重爆20　これをＢチームとし戦闘機40と対地攻撃機50で編成されたＡチームが君たちよりも一足早く手前に位置する2つの前線基地を叩く　
　　　　　なにか質問は？
三ツ矢：戦闘に関係ない質問ですがよろしいですか？
山極　：構わない
三ツ矢：今夜のパーティは中止ですか？
土岐野：またやんのかよ
三ツ矢：この近辺の子供たちが2ヵ月に1度ここへ遊びに来る　それが今夜なの
土岐野：失礼　知らなかったもんで
山極　：中止にはしていない　作戦は極秘だ　今から中止の知らせをするわけにはいかない　クサナギ君何か補足は？
水素　：おそらく海の上になるでしょう　前線基地を攻撃された時点で向こうは必ず手を打ってきます　味方の戦闘機にうろちょろされたのでは対空砲火で上を狙えない　無理をしてでも押してきます
　　　　　戦闘飛行隊としては異例の長期離侵攻任務です　足の短い散香の組は空中給油を受ける　増槽はぎりぎりまで捨てないこと　以上
山極　：では20分後に滑走路で


1：14：49　大規模攻勢作戦
キャスター：（英語）欧州連合の契約戦闘企業ロストック社がラウテルン社の拠点へ侵攻を開始　東部戦域で大規模戦闘が行われる模様　
　　　　　　　　　　　同社の発表によれば攻撃部隊は戦略爆撃航空団所属の3個飛行隊と護衛の8個戦闘飛行隊　4個戦術飛行隊…
公線　　　：（英語）司令より各戦闘飛行隊　第1目標地点まで距離6000　会敵予想時刻正一○○○　修正マイナス○五
　　　　　　　　　　　Ａ中隊　Ｂ中隊　Ｃ中隊　同高度を維持せよ　空中給油機上空へ待避せよ
　　　　　　　　　　　警戒！敵機視認　高度8000　会敵後自由戦闘　全兵装使用自由　攻撃開始！

公線　　　：（英語）全機戦闘区域を離脱せよ　繰り返す　戦闘区域を離脱せよ
土岐野　　：（英語）函南　何処にいる？
優一　　　：（英語）高度3000　左旋回中
土岐野　　：（英語）確認した　右後方に尾ける
優一　　　：（英語）篠田は？
土岐野　　：（英語）判らない
優一　　　：（英語）篠田　応答せよ
土岐野　　：（英語）応答しないんだ
公線　　　：（英語）作戦終了　繰り返す　全機帰投せよ
キャスター：（英語）午前10時に開始されたロストック社の中部戦闘空域における攻勢作戦はラウテルン社の迎撃に遭遇　双方に多大な死傷者を出し欧州連合の勧告を受けて中断された模様
　　　　　　　　　　　戦闘管理委員会が両社の損害・死傷者を集計中…
ユリ　　　：マスターどこにいるの？マスター？


1：20：26　格納庫
土岐野：向こうも減っちまったな
優一　：墜ちたところ見た？
土岐野：どっちの？


1：21：00　談話室
三ツ矢：スカイリィがキシヌマ機の下から上がってきて　もう少しのところでキシヌマ機の後方につくというところで突然半ロールして
　　　　　こう上を向いてそこでストールターンをして　後ろから援護しようとしていたクマタケ機をやり過ごすと　スナップっぽく前転して斜めから被さるようにして…至近距離でした　
　　　　　おそらく散香のシノダ機も同じやり方で　機首に黒豹のマークをつけた奴でした
土岐野：終わったら知らない街を見に行こうぜ



1：21：37　市街地
土岐野：店とかあんのかよ　次あたりで降りてみるか
優一　：早いな　まだこんな時間なのに
土岐野：お行儀のいい街なんだろ　あれなんに見える？
　　　　　これはまた奇遇ですね
水素　：ボウリング？
土岐野：ビールくらいは飲めるかもしれないと思って


1：23：37　ボウリング場
土岐野：惜しい！スペア狙っていきましょう！
　　　　　どういうつもりだあれ？
水素　：トキノ
土岐野：んっ！えいやーっ！あ？
女達　：歓声と笑い声
水素　：カンナミの番
女達　：笑い声
土岐野：ハッハッハ　お先ー！
水素　：ああいう女達を並べて思いっきりボール投げたいな
優一　：まだやります？
水素　：係員に気の利いた店を聞いてもうちょっと飲もうか


1：25：53　喫茶店
優一：もう僕は飲めないよ
水素：私が飲むから
優一：この間どうしてあんな無茶なことをしたの？機首に黒豹のマークがあったから？
水素：彼昔はうちの会社の人だったの
優一：人？なんだか丁寧な言い方だね
水素：上司だったから　彼はね　パイロットととしては特別　普通の大人なのよ　大人の男
優一：なぜ向こうの会社に？
水素：いろいろあってうちの会社を辞めたから
優一：ティーチャーを撃墜すれば何かが変わる？
水素：え？
優一：運命とか限界みたいなものが
水素：そうね　でも彼は誰にも墜とせない
優一：なぜ？
水素：私たちどこのだれと戦っていると思う？
優一：さあ　考えたこともない
水素：殺し合いをしてるのに？
優一：仕事だよ　どんなビジネスだって同じことさ　相手を押しのけて利益をあげたほうが勝ちなんだ　普通の企業に比べたら僕たちがやってることなんて非効率的で懐古的なゲームに過ぎない
水素：そう　ゲームだから合法的に殺すことも殺されることもできる
優一：面白い発想だね
水素：面白い？戦争はどんな時代でも完全に消滅したことはない　それは人間にとってその現実味がいつでも重要だったから　
　　　　同じ時代に今もどこかで誰かが戦っているという現実感が人間社会のシステムには不可欠な要素だから　そしてそれは絶対に嘘では作れない
　　　　戦争がどんなものなのか　歴史の教科書に載っている昔話だけでは不十分なのよ
　　　　本当に死んでいく人間がいてそれが報道されて　その悲惨さを見せつけなければ平和を維持していけない　平和の意味さえ認識できなくなる
　　　　空の上で殺し合いをしなければ生きていることを実感できない私たちのようにね
　　　　そして私たちの戦争が決して終わってはならないゲームである以上そこにはルールが必要になる
　　　　例えば　絶対に勝てない敵の存在
優一：それがティーチャー？飲みすぎじゃない？

女性：（ポーランド語）何か？


1：30：01　車内
水素：殺してほしい？それとも殺してくれる？さもないと私たち永遠にこのままだよ


1：31：24　兎離洲基地
バセット：鳴き声
笹倉　　：戻ったのは2機か
イトー　：今日から染赤との混成飛行隊ですか
笹倉　　：あのエンジンは癖があるぞ
イトー　：双発の経験があるロクタ、ハガとニキをつけました
三ツ矢　：ちょっと彼氏
土岐野　：あんだよ？
三ツ矢　：あの子供　何？
土岐野　：クサナギ氏の娘だよ
三ツ矢　：娘？娘っていったい誰の子？
土岐野　：噂はいろいろあるけど


1：33：25　談話室
優一：誰？
合原；ここに配属されたパイロットだけど
優一：僕はカンナミ
合原：アイハラだ　ここパイロットは何人？
優一：君とボスを入れて7人かな
合原：そう　何か？
優一：いや　そんなふうに新聞をたたむ奴がいたなと思って
合原：そう


1；36；21　格納庫
三ツ矢：ササクラさん
笹倉　：え？
三ツ矢：クサナギさんとはどれくらい？
笹倉　：さあ…もう8年になるかな
三ツ矢：じゃあエースだった頃の彼女を知ってるんだ？
笹倉　：まあね
三ツ矢：それが今はあんなでいいわけ？
笹倉　：あんなとは？
三ツ矢：あの人破綻してる
笹倉　：私には彼女が仕事を正常に処理しているように見えるけど
三ツ矢：あの人は子供を産んだ
笹倉　：だから？
三ツ矢：子供が子供を産んだんだよ？
笹倉　：だから？
三ツ矢：分からない？
笹倉　：分からない
三ツ矢：みんなそうやって分からないふりをして　知らないふりをして　会社だって子供のことだって知ってるはずなのに
笹倉　：クサナギはね！…彼女はとびきりのエースだったから　生き延びて仲間たちより少しだけ長く生きて　
　　　　　そのぶんだけ多くを見て考えて　自分や他人の運命に干渉することを覚えたのよ
三ツ矢：愛する人を殺すことも　それも干渉なの？
笹倉　：分からない？
三ツ矢：分からない！


1：37：57　優一の部屋
土岐野：出かけるぞカンナミ
優一　：クスミのとこ？
土岐野：ああ
優一　：フーコによろしく言っといて
土岐野：誰なんだ？
優一　：何が？
土岐野：カンナミ君と今夜の約束を取り付けたのは　クサナギ氏ならやめたほうがいい　まさかミツヤ氏ってことはないよな？それだけは考え直せ悪いことは言わないから
優一　：あの2人のどこがそんなに危険なのかな？
土岐野：当たり前だろ　クサナギ氏と寝てみろ　それこそお前「頭を撃たれてさようなら」だ
優一　：ミツヤ氏は？
土岐野：抜け出せないアリ地獄みたいなもんだな
優一　：他に言うことは？
土岐野：頭を下げてお願いする気はないが友人として精一杯の忠告ってやつだ　今夜は気をつけな
優一　：ありがとう


優一　：どうぞ
三ツ矢：ちょっといいかしら
優一　：コーヒーしかないけど　よかったらテーブルのポットにあるから
三ツ矢：よかった　出かけたかと思った
優一　：トキノは出かけたよ
三ツ矢：大人の女と遊びに？
優一　：そう
三ツ矢：なぜ残ったの？
優一　：予感がしたんだ
三ツ矢：私が訪ねてくる予感？
優一　：そこまでうぬぼれてるわけじゃない　今夜は部屋にいたほうがいいような予感　よく当たるんだ
三ツ矢：カンナミはここへ来てこの基地に配属されてどのくらい？
優一　：さあ　夏の終わり頃だったかな
三ツ矢：その前は？フライト時間はどのくらい？戦闘機のパイロットになって何年？
優一　：そういう話をしに来たわけ？
三ツ矢：あなたはこの基地で一番信頼できる　だから聞きたいの　あなたたちがどうやって自分の気持ちを整理しているのか
　　　　　同じことを繰り返す現在と過去の記憶をどんなふうにしてつないでいるのか
　　　　　想像だけどたぶんとても忘れっぽくなって　夢を見ているようなぼんやりした感情が精神を守っているはず
　　　　　昨日のことも先月のことも去年のことも全然区別がない　同じように思える　違うかしら？
優一　：僕のことだったらだいたいその通りだよ　小さいときからずっとこんなふうだった　ぼんやりして起きているのか眠ってるのか分からないってよく言われた
三ツ矢：自分でもよく分からない？キルドレって私たちの会社の商品名だったって知ってた？遺伝子制御剤の開発の途中であなたたちが突然生まれてその新薬につけられるはずだった名前があなたたちを表すようになった
優一　：君は違うって言うんだね？
三ツ矢：あなたたちキルドレは年を取らない　永遠に生き続ける　最初は誰もそれを知らなかった　知っていても信じなかった　
　　　　　でもだんだん噂が広がっていく　戦死しない限り死なない人間がいるって
　　　　　分からない　私もキルドレなのかしら？今あなたに話したこともどこで聞いたのか何で読んだのか本当のことなのか　
　　　　　どことなく何もかも断片的な感じがするの　自分が経験したことだっていう確信がない　手応えが全然ないの
　　　　　私だけがキルドレじゃないなんて　そんな都合のいい話ってないよね？
　　　　　いつから私は飛行機に乗ってる？いつから人を殺しているのかしら？
　　　　　いったいどうして　いつ　どこから　こうなってしまったのか　毎晩思うんだ
　　　　　思い出せない　思い出せない　考えても考えても子供のときのことが決まったシーン以外何も思い出せないの
優一　：子供と遊ぶの好きそうだったけど？
三ツ矢：前の基地でボランティアの人と知り合って場所を提供してお手伝いをしていただけ　子供たちを見ているのは好き　自分も子供のときがあったらいいなって思うわ
　　　　　だってもしかして私はこのまま生まれてきたのかもしれないじゃない？成長しなかったのかもしれないと思うだけでもう地面に足がつかないみたいな…
　　　　　そう思わない？あなた不安にならない？
　　　　　クサナギさんがジンロウって人を撃ったのは　もしかしたらもう終わらせてあげようとしたんじゃないかって　そう思うの　でも彼は死ななかった
優一　：死ななかった？
三ツ矢：あなたになったから　もう一度違う人間として再生して新しい記憶を覚えさせてあなたが作られた　あなたはジンロウの生まれ変わり
　　　　　そうしないと彼の持っていたパイロットとしてのノウハウが失われるから　兵器としての性能が失われるから
優一　：どうしてみんなそれに気づかない？
三ツ矢：気づかないふりをしているだけ　あなたが気づくまで知らないふりをしているだけ　　　　
優一　：面白い発想だね　コーヒーはどう？
三ツ矢：おいしかったわ　ありがとう
優一　：僕も　面白い話だった　ありがとう


1：44：54　司令室
優一　：理由は？銃をしまったほうがいい　それともその銃を僕にくれる？
三ツ矢：これは私の銃よ
優一　：じゃあ貸して
三ツ矢：なぜ？
優一　：君のかわりに僕がクサナギさんを撃つ
水素　：名案だ　出ていきなさいミツヤ
三ツ矢：死にたかったら死ねば？
水素　：煙草吸ってもいいかしら？
優一　：どうぞ　ここはあなたの部屋だ　
　　　　　クリタ・ジンロウを殺した？
水素　：ええ
優一　：彼が殺してくれと？
水素　：ええ
優一　：彼を愛していた？
水素　：ええ　カンナミ　その銃で私を撃って
優一　：僕があなたを？
水素　：そう　今度はあなたが私を殺してよ　お願い…　　　
優一　：君は生きろ　何かを変えられるまで


1：48：08　滑走路〜上空
優一　：いつも通る道でも　違う所を踏んで歩くことができる
　　　　　いつも通る道だからって　景色は同じじゃない
　　　　　それだけでは　いけないのか
　　　　　それだけのことだから　いけないのか

三ツ矢：（英語）警戒！敵機視認　2時方向にスカイリィ！
優一　：（英語）全機　退避しろ！
土岐野：（英語）優一　何をする気だ　戻れ！
三ツ矢：（英語）援護する
優一　：（英語）退避しろ！これは僕の戦闘だ
優一　：　　　　いつも通る道だからって　景色は同じじゃない　それだけじゃ―――いけないのか
優一　：（英語）ティーチャーを撃墜する


1：51：38　滑走路
バセット：鳴き声


1：52：04　ティーチャー戦


1；53；31　滑走路




1：56：07　スカイクロラ　The Sky Crawlers　


1：56：24　スタッフロール




2：00：17　滑走路
バセット：鳴き声


2：01：20　司令室
水素：どうぞ
男　：本日配属されましたヒイラギ・イサムです
水素：クサナギ・スイトです
　　　　あなたを待っていたわ




2：01：52　(C)森博嗣/「スカイ・クロラ」制作委員会




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