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2009/7/30 カエルニュース第349号

★☆いよいよ総選挙、夏の陣!☆★

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 7月21日衆議院が解散されて、8月18日公示、8月30日投開票の衆議院選挙が確定した。

一日も早くという国民の声をよそに、ずるずると引き延ばされ、また国民に何を訴えての総選挙なのか、その争点もあいまいなままに「景気の麻生」丸は難破船のように解散の岸辺によろよろとたどり着いたようである。追い込まれ解散という表現にもあるように、どんなにあがいても麻生総理にしてみればこれでやるしかない「総選挙」である。

 対する野党第一党の民主党は、先の都議会議員選挙の風を受けてとにかく「政権交代」の一本やり、他には語る言葉を持たないのではないかとすら思えてしまう。

 7月21日の午後一時過ぎ、議場には与野党席から「万歳」の声が上がるが、果たして「何に万歳」しているのか、私は強い違和感を持ちながら、本会議終了後に控え室で準備された同僚の社民党議員との「出陣式」に参加して、早々に地元へと戻った。この解散をだれよりも待ち望んだ有権者、国民の皆さんにしっかりと選んでいただける「政権交代」の中味を伝えたいし、また皆さんからの声も聞かねばならないから。

 2000年の6月に当選してから実に9年の歳月が流れたが、この間にも私たちの住む地域も社会もどんどん劣化してきている。私自身が願って、そして有権者の皆さんに対しても必死に訴えてきた「医療再生」への道は半ばにして、逆にひたすら医療崩壊に向けて突き進んでいるように見える。しかし、それ以上に「人間の生き死に」の土台が崩れているのではないか?すなわち崩壊の危機は地域社会でもあり、その中で暮らす人々の心模様でもある。

 この間メディアを通して報道される事件の数々も、つい数年前までは想像できないような残忍なもので、家族内の殺傷沙汰あるいは無差別通り魔殺人ばかりである。人間性そのものが破壊されてしまったのではないかとすら思う。もう一度私たちの暮らす社会を「健全」なものとするために、また人が人であれるためにどんな施策や仕組みが必要なのか、今度の総選挙ではそれこそが有権者にも問われねばならないと私は思っている。政治家や政党にも当然その解を提案する責任がある。

 その役割を果たすべく、私も解散に先立つ7月17日、地元藤沢・寒川で4度目の総決起集会(?!)を持った。ゲストとして村山富市元総理そして亀井静香国民新党代表代行が来てくださり、金曜の夜にも関わらず会場は500名以上の参加者で溢れ、立って聞く人もかなり多く心からお礼申し上げたい。実はこのゲストの組み合わせは、偶然にもかつての自社さ政権のハト(村山氏)とハトを守る(亀井氏)のコンビでもあったが、亀井氏が代表代行を務める国民新党が選挙区で私に対する推薦を決めたことの結果であった。

 この間、社民党と国民新党は、郵政民営化を象徴として時代がどんどん市場原理主義、規制緩和、弱者切捨てへと向う中で、後期高齢者医療制度の廃止、さらには労働者派遣法の改正などの共通課題を話し合ってきた。労働者派遣法改正は、2党協議が先行、民主党にも働きかけて、3党の共通政策として法案化してきた経緯があり、政策審議会長として私自身もその取りまとめにあたった。

 今回の総選挙にあたって国民に示すべき社会像として、どんな地域に暮らしたいか、医療はどう保障されるべきか、そして人間的に働くためにどうすればよいのか等、いずれも根本的な問いである。

 この間、各政党が各々の党の主張に沿ってマニフェストを発表しているが、その基本にはそれぞれの政党が国民に語る社会の姿がなければ、マニフェストは単に数字(ばらまく金額の競争)に堕してしまう。もちろん税や保険料の使途、何を優先して充実するのか、そのアクションプログラムも大切であるが、ともすれば数字合わせに終始しがちである。財源問題は当然その出口(使い方)だけでなく、入口(だれがどう負担するのか)、そしてどんな社会の仕組み、ルールを作っていくのかも併せ問うべきである。

 小泉郵政民営化選挙はその仕組み、ルールの部分を官から民へ、規制緩和、そして自助努力を第一に弱者排除を行ったものであった。今度の選挙はその意味でまさに逆郵政民営化選挙であり、高齢者や障害者を排除せず、「思いやり」と「連帯」の社会をもう一度取り戻す、そしてそのためにも非正規雇用の使い捨て的な働かせ方の是非を有権者に問うべきと私は考える。

 3野党の共通政策としてこれらを掲げ、あわせて核軍拡や核拡散、憲法改正の流れを押し止めるべく、有権者国民の声を受ける帆をさらに大きくしていき、しっかりと政治を変えたいと思う。

                        阿部知子



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7月26日 JR寒川駅南口前に後援会事務所を開設、事務所開きを行いました。

7月18日 村山元総理から力強い応援を受けました(藤沢駅北口)

7月17日 地元藤沢で村山元総理を迎えて大集会を開催しました

7月9日 障害者虐待防止法案を衆議院に提出

6月14日 福島党首と横浜駅、川崎駅、藤沢駅で街頭宣伝しました。(写真は 横浜駅西口)


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 ありました。しかし今、診療所が3ヵ所になってしまい、全部で5ヵ所
 しか『産む場所』が無くなってしまいました。この(福祉先進都市と
 言われる)藤沢でさえ、です。私はこの危機的状況を多くの皆さんと
 共有したい。そして、そこから住民の意思として”産声が聞こえる
 まちづくり”をしようと呼びかけたい。
 「子どもは未来です。子どもを守るために」


『赤ちゃんを産む場所がない!?』
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『どうなる!? 高齢者の医療制度』
 『どうなる!? 高齢者の医療制度』
 阿部とも子・保坂展人著

 ジャパンマシニスト社

 A5判/並製/122頁/777円(税込み)


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