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放送日未定

"夜回り先生"ドラマ化 主演は寺脇康文

ドラマ特別企画「さよならが言えなくて」
~子供たちに迫るドラッグの誘惑、夜回り先生の苦悩~

放送日未定

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主役の水谷修役を演じるのは、寺脇康文。子供たちを守るためならどんな苦労もいとわない“夜回り先生”を熱演する。そして、谷村美月が、薬物依存症から抜け出そうともがく少女・奈央役に、薬物依存症リハビリ施設を訪れるなどの役作りを通して挑む。さらに、娘との向き合い方がわからず苦悩する、奈央の母親役を片平なぎさが演じる。
水谷が書いた多数の著作からこの作品が選ばれた理由について、ABCの深沢義啓プロデューサーは「水谷先生の葛藤や弱さ、人間らしさを描いた作品だったから」とコメント。ドラッグの誘惑と闘う少女と、彼女を救おうと苦悩する水谷修の姿を描いたこの作品は実話に基づくものであり、「薬物乱用者がこれだけきちんと現状を書いている本はなかった」と水谷本人が自負する著書でもある。

大麻など薬物乱用のニュースが度々飛び交う現代に「麻薬というものを、あえて真正面から取り上げて警告したかった」という深沢義啓プロデューサーの言葉どおり、子供たちに迫る薬物汚染の実態をストレートに描く。

ストーリー
学校に夜回り、講演に相談メールの返信……子供たちのために自分の暮らしを捧げる毎日を送る水谷の元に、奈央という少女から一通の手紙が届く。そこには、何とかして覚せい剤を止めたいという痛切な叫びがつづられていた。水谷は、共に戦う決意をし、奈央に返事を送る。こうして、水谷と奈央の、薬物依存症との苦闘が始まった……

主演・寺脇康文コメント
夜回り先生は、“山のようにどっしりとしてゆるぎない人”というイメージ。夜回りをしたり、若者達の悩みを聞いて答えていくためには、どうしても山のような強さがないといけないと思います。
ドラッグをテーマにした重い話ではありながらも、希望の持てる話だったので、(お話をいただいたときは)是非やりたいと思いました。
このドラマは、まだ若くて心が定まってない若い世代の人たちはもちろん、大人、特に親たちにも見て欲しい。大麻などドラッグに関するニュースが飛び交う昨今、是非たくさんの方に見てもらって、ドラッグは本当に怖いものなんだってことを知って欲しいです。

原作者・水谷修コメント
この作品のドラマ化、ただただうれしいです。いま、日本中の子どもたちの明日に、ドラッグ(薬物)の黒い影が迫っています。また、多くの子どもたちが、その魔の手に捕まっています。ジュンは、まさにその魔の手に捕らえられた少女でした。私と彼女の、ドラッグとの戦いは、もうすでに十年の月日を過ぎました。でも、終わることはありません。
 寺脇さんが、私、夜回り先生を演じてくれること、とてもうれしいです。このドラマを通して、日本の多くの人たちが、特に私の宝物である子どもたちが、ドラッグの本当の姿を知ってくれれば、私の夜回りや講演より、はるかに多くの人を救えるのではないか、そう考えています。

★「ABCこども未来プロジェクト」とは?
「いじめ」「虐待」「自殺」「犯罪の若年化」などこどもを巡る環境が厳しいものとなりつつある現代社会に対して、こどもたちに明るい希望を持ってもらうおうと、さまざまな番組やイベントを通して視聴者と共に考えるコンテンツを発信すべく、2007年1月にABCが立ち上げたプロジェクト。


出演
寺脇康文
谷村美月
益岡徹
片平なぎさ   ほか

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